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世界に誇るべき日本の文化を身につけたところの、しかも世界的な広い視野を持ったところの、国際的日本人になっていただきたいのであります。(初代校長 廣池千英)
「日本ってどのような国か説明してほしい」というシンプルな質問に、的確に答えられる日本人は多くない。日本と日本人の素晴らしさが海外で称賛される一方で、その価値を知らずに何も語ることができない日本人。英語を話すことより大切なことは、日本と日本人について知り、正しく理解することなのです。
初代校長 廣池 千英
本校は「国際的日本人」つまり、良き日本の文化を身につけ、広い視野を持った人を育成します。そのために日本史の必修化をはじめ、交換留学プログラムに力を入れています。留学以外にも、外国人留学生との交流会やオンラインイベントなどを定期的に行っています。毎年、オーストラリア、シンガポール、台湾、インドネシアの外国人留学生が複数名クラスに溶け込み、一緒に学び、遊び、刺激し合います。異文化交流や意見交換から、世界を体験的に知り、自立的に学ぶことが自然に身につくのです。
グローバル教育チーム主任
ピーター・
リチャードソン先生
上の句は、中国の古典『大学』の冒頭の一節です。“大学の道”とは、学問や人間教育の目的を示しています。“明徳を明らかにする”とは、人間には生まれながらにして天から徳性が授けられており、素直な心で自らの徳性を磨き、発揮していくことが人としての本来の道である、という意味です。本校の創立者・廣池千九郎は、物質や金銭を得る方法ばかりを教える知識偏重の教育を厳しく戒めました。
そして、人間教育の根本は、日常生活の中で徳を積んで人間性(品性)を高め、安心と幸福の人生を切り拓く方法を学ぶことである、と教えました。実際、1935(昭和10)年に開設した道徳科学専攻塾(本校の前身)では、大講堂や食堂、寮などに扁額を掲げ、講義だけでなく、食事や掃除などの日常生活のあらゆる場面に際して、道徳的な考え方や行動のあり方を自ら説き示しました。
「“ありがとう”の反対は何でしょう?」。道徳の授業で先生からこんな質問がありました。生徒たちが首をかしげる中、「正解は……“当たり前”です」との答えが返ってきました。私たちの日々の生活は決して当たり前のことではなく、多くの先人・先輩や様々な恩恵によって築かれ、維持されています。まさに「有ることが難しい」ものといえ言えます。誰しも、そうした恩の存在を知り(知恩)、恩を感じること(感恩)ができれば、その恩に報い(報恩)、自分のできるところから世の中を少しでも良くしていこうというプラスのエネルギーがわいてくる。この「恩」の存在を学ぶことが、麗澤教育の根幹です。
全国から集まる学生の出身地
27 都道府県
2023年度現在(北海道〜福岡県までの各都道府県)
キャンパスの広さ
東京ドーム・ナゴヤドーム 約 60 個分
学園総面積/東京ドーム・ナゴヤドームの面積
体育館・グラウンドの数
各 3 つ
テニスコートの数
オムニコート
5
面
ハードコート
3
面
全生徒の
50 % が寮生活
2023年度の割合
教員1人あたりの生徒数
10.1 名
全国平均17.4名 文部科学省調査
海外姉妹校・提携校
11 校
2023年度現在
図書館蔵書数
3 万冊 毎月 100 冊更新