REVIEWS
BY STUDENTS
Kaneda
Kako
中学2年
金田 佳子 さん
私が麗澤瑞浪中学校・高等学校に入学することを決めた理由は、未知の世界に飛び込んでみたかったからです。父の母校であるこの学校の寮生活に憧れ、「自立・感謝・思いやり」を大切にする校風の中で心身ともに成長したいと感じました。
実際に入寮してまず感じたのは、これまでの生活のありがたさです。家族の存在が当たり前だった私は、最初の頃、寮での生活が寂しくてたまりませんでした。しかし、同級生や先輩が励ましてくれたおかげで辛い時期も乗り越えることができました。家族や周囲への感謝の気持ちを強く持てるようになったのは、この経験があったからです。
毎週行われる道徳の授業では、「当たり前への感謝」や「命の大切さ」について考える機会があります。普段は友達と遊んでばかりの私ですが、この授業を通じて自分を見つめ直し、成長につながる時間を持つことができています。
寮生活では、人を思いやる大切さも学びました。共同生活の中では、自分中心ではなく周りの人にも目を向け、互いに支え合うことが必要です。このことを実感したことで、他者を思いやる心を自然と育むことができました。
そして、辛いときや嬉しいときにいつも寄り添ってくれるのは先生方です。悩んでいるときは「そうかそうか」と頷いて話を聞き、一緒に考えてアドバイスをくれる。部活動やテストなどの結果がよかったときは、自分のことのように喜んで褒めてくれる。間違ったことをしたときは、きちんと説明して叱ってくれる。麗澤瑞浪では先生と生徒の距離が近く、そんな先生方の存在が、私の大きな支えになっています。勉強面でも「どこがわからないのか」というところから一緒に考え、丁寧に教えてくれるので、何でも安心して質問できます。
また、麗澤瑞浪の特徴の一つとして、すれ違う人と必ず挨拶を交わす文化があります。目を見て挨拶をすることで、お互いに気持ちが良くなり、この習慣が先生や友人との距離の近さにもつながっていると感じます。
最後に、麗澤瑞浪で寮生活をして本当に良かったことは、最高の仲間に出会えたことです。四六時中共に過ごす中で深まった絆は、寮生ならではの特権です。誰かが悲しんでいれば一緒に悲しみ、困っている時はみんなで助け合う。そして時にはみんなで大笑いして遊ぶこともあります。こんな仲間がいるからこそ、私はこの場所で前向きに成長できています。これからも仲間たちに感謝し、互いを大切にしながら、共に成長していきたいと思います。