2026年4月開講!

NEWS / TOPICS アントレプレナーシップ・トピックス

アントレプレナーシップの⼀覧をみる

リアルなつながりがあなたを変える

あなたが変われば世界が変わる

校長

藤田 知則

Fujita Tomonori

Message From the principal

未来を創る学びの実践へ 麗澤瑞浪の新たな挑戦

教育とは何でしょうか。知識を教えることだけが、学校の役割でしょうか。社会が急激に変化する今、私たちは「何を学ぶか」だけでなく、「どのように学ぶか」を問い直す必要があります。
本校は創立以来、仁愛の精神と出藍の教育を基盤に、人間性を育む教育を実践してきました。そして今、その理念を継承しながら、「未来を創る人材」を育てるアントレプレナーシップコースを新設します。
このコースでは、生徒自身が社会の課題に向き合い、問いを立て、行動し、解決策を生み出す力を育みます。世の中や社会の第一線とつながる実践的な学びを通じ、知識を「生きた力」へと昇華させます。
また、多様な価値観を持つ仲間と学び合う寮生活も、成長の場となります。異なる視点と対話しながら人間力を磨くことが、未来への大きな力となるでしょう。
挑戦する者のための学びの場、それがアントレプレナーシップコースです。ここでの経験が、皆さんの未来を切り拓く力になることを信じています。

コース長

松本 兼太朗

Matsumoto Kentaro

Message From the course director

一歩踏み出す価値 麗澤瑞浪の
アントレプレナーシップ

世界を変える力は、特別な人だけが持つものではありません。 あなたの一歩は、たとえどんなに小さなものであっても、誰かを動かし、新しい未来を創る力を持ちます。
アントレプレナーシップとは、単なる挑戦ではありません。誰かの痛みに寄り添い、行動を起こすことこそアントレプレナーシップの本質である、と私たちは考えます。
ここでは、仲間と共に学び、対話を重ねながら、誰かの課題を「自分ごと」として考え、行動する経験を積んでいきます。さあ、一歩踏み出してみよう。あなたの差し伸べる手を待つ、まだ見ぬ誰かのために。

私たちは麗澤瑞浪高等学校の
アントレプレナーシップを応援します!

伊藤 羊一

Ito

Yoichi

伊藤 羊一

武蔵野大学アントレプレナーシップ学部学部長

森光 孝雅

Morimitsu

Takamasa

森光 孝雅

株式会社八天堂 代表取締役

中村 伊知哉

Nakamura

Ichiya

中村 伊知哉

iU 学長

長谷 享治

Hase

Takaharu

長谷 享治

長谷虎紡績㈱ 代表取締役社長

  • アントレプレナーシップとは、起業家的精神と翻訳されます。

    ただ私たちは、起業家になることだけを支援したいとは考えておりません。自分や周りの人々がありたいと願う未来を、

    主体的に創り出していける力を育んでいくコースでありたいと考えております。

  • これまでの時代とは異なり、「正解」という選択肢はなくなったといわれる昨今。

    どんな環境においても人の共感と助けを得ながら、「ありたい未来」という新しい選択肢に向かって

    自ら突き進んでいける人を私たちは輩出していきたいと思います。

  • 日本中、世界中でアントレプレナーの登場を待ち望んでいる人たちがいます。

  • 失敗、大歓迎。はじめからうまくいく人はほとんどいません。

    どんどん失敗して、失敗から学んでいきましょう。

  • まずはやってみましょう。

    座学も大切ですが、これからの時代はやってみる中で得られる学びがたくさんあります。

  • 言葉を大切に。言葉で人は考えて、行動します。

    だから日々を言葉にして、見える景色を増やしていきましょう。

Keywords of
Entrepreneurship Course

1

両利きの学びで
広げる深める

「新しい選択肢」を創り出す人を 育むからこそ、 これまでの学び方とは異なるデザインを。

学びの型「個別最適で
深めていく学び」

学びには、「広げる学び」と「深める学び」の両方が必要 。その掛け合わせのデザインが、新たな価値を創り出す思考へとつながります。

2

一歩踏み出す機会を
繰り返す

一歩踏み出す機会を、どれだけ手渡せるだろう。3年間を通した機会の量に、私たちはこだわりたい。

学びの型「コンフォートゾーン
からの一歩」

⾃分が安心・安全でいられるコンフォートゾーンを超え、⽇々少しずつ、ラーニングゾーンへ意図して踏み込むことで、学びや成⻑を最⼤化できます。

3

経験からの学びを
最大限活かす

勉強の型があるように 、経験の型も存在する。得られる学びを増やし、次に活かせる仕組みづくりを。

寮生活を通じた学びの最大化

寮生向け社会人特別講義、寮生同士の対話時間、学びのシェアタイムを通し、1つの経験から得られる学びの総量を増やし、経験から学びを最大化するサイクルを実現します。

人とのつながりが
新たな挑戦の支えとなり、
他者がくれる違和感が、
自分の殻を破る鍵になる。

統括チューターリーダー

高橋 周作

Takahashi Syusaku

リアルなつながりが、 世界を動かす力になる

多様な人々と協力し、対話を重ねることで、新しい視点や創造的なアイデアが生まれ、社会や世界が直面する課題の解決につながります。グローバル化が進む現代では、異なる価値観を尊重し、力を合わせることがより良い未来を築く鍵となります。

その力を養う最適な環境が寮生活です。異なる背景を持つ人々と共に暮らすことで、協調性や思いやり、コミュニケーション能力が自然と身につきます。時には意見の違いに直面しながらも、それを乗り越えることで、人と向き合う力や問題解決力を高めることができます。また、寮ならではの共同生活を通じて、深い信頼関係や一生の仲間を得ることもできます。

さらに、寮生活で培われる適応力や多様性を受け入れる姿勢は、グローバル社会で活躍するための大きな強みとなります。異文化理解や協働の経験を積むことで、国際的な場面でも柔軟に対応し、リーダーシップを発揮できる力が養われます。

オンラインでのつながりが主流になる中、実際に顔を合わせ、支え合いながら生活する経験は、社会に出たときに必要な人間力を育む貴重な機会です。リアルな人間関係を学び、世界で活躍する力を身につける最高の場、それが寮生活なのです。

1.麗澤瑞浪の寮教育の伝統

喜びや苦労を共有し、
共に成長する寮生活

本校は創立以来、道徳教育を基盤とし、その実践・実行の場として寮生活を重視してきました。親元を離れ、同年代の仲間たちと寝食を共にする。楽しいこともあれば、時にはトラブルもあるのが寮生活です。しかしその経験が人を成長させます。
そしてチューターや寮務職員が寮生たちを心身ともに支え一緒に伴走します。このような寮生活を通して、自分の価値観や器が広げられ、自立、感謝、思いやりの心を身に付けられるのです。

笹原瑛人笹原瑛人さん(高校男子寮)

寮生の声

僕は寮生活を通して、他の人の考え方や価値観に触れることができ、自分の視野が広がったと感じています。自分との違いを理解することで、人との接し方を学ぶことができました。時には仲間とぶつかり合うこともありますが、話し合うことで年齢に関わらずお互いを尊重する関係を築けたと思います。
また、親に頼らず、自分で考え行動する力も身に付けることができました。寮生活の中で自分の成長に気づけた瞬間がとても嬉しいです。

寮生活についてはこちら

2.さらにアントレプレナーシップコースの寮では、学びを最大化する仕組みを導入

Aさんの成長物語

アントレプレナーシップコースの寮に入寮したAさんの成長物語です。
仮想の物語ですが、1つの成長例としてご覧ください。

1.私の不安と気づき
私は、寮生活が始まった当初、仲間とうまくやっていけるか、将来の目標が見つかるか不安を抱いていました。知らない人たちとの共同生活、新しい授業スタイル、そして「自由度が高い学び」という環境に戸惑いを感じていたのです。
そんなある夜、私は同級生が何か悩んでいる様子を見かけました。勇気を出して話しかけると、「グループワークが苦手で、意見を言うのが怖い」と打ち明けられました。私自身も同じような不安を抱えていたことに気づき、「相手の気持ちを理解し、寄り添うこと」の大切さを実感し始めました。
2.社会人座談会での出会い
そんなある日の夜、私は寮の「社会人座談会」に参加しました。現役の起業家との対話の中で、私の心に響いた言葉がありました。「誰かの課題に本気で向き合うことが、社会を変える起点になる」 その言葉を聞いたとき、私はふと寮での経験を思い出しました。「もしかしたら、自分にもできることがあるのかもしれない」 そう考え始めたのです。
3.アイデアの試行錯誤
その日以来、私は身近な仲間の困りごとに目を向け、それを解決するアイデアを練り始めました。仲間の前で何度もプレゼンを繰り返し、フィードバックを受けながら改善を重ねるうちに、最初は曖昧だったアイデアが、具体的なプロジェクトへと形を変えていきました。
4.学期末プレゼンと目標の発見
私は学期末の寮内プレゼン大会で、自分のアイデアを発表。大きな拍手を受ける中、ふと、寮の同級生のにこやかな表情が目に入りました。その表情を見た私は、「誰かのために動いたことが、結果的に自分のやりたいことになった」と心から感じました。これまでの経験を振り返り、「誰かのために考えることが、こんなに楽しいなんて」と強く実感しました。 私は寮生活を通じて、「将来は社会に貢献できるプロジェクトを形にしたい」という明確な目標を見つけることができました。

アントレプレナーシップには
以下の理論や仕組みが含まれています

  • 心理的安全性の高まり
  • 社会人の座談会
  • 内省時間の確保

Keywords of
Entrepreneurship Course

自分の「やりたい」へと
真っ直ぐ向き合うために

  • 調査・研究のための公欠を
    年間20日まで許可

    申請すれば、フィールドワークやボランティア活動等で外出はOK。積極的に外の世界へ飛び出し、立体的で深い学びとなることを狙います。

  • 長期休暇中の国内外旅行
    または留学を推奨

    見聞や視点を広げていくため、旅行や留学はとても有効。大学連携校や海外姉妹制度も活かすことができます。

  • 卒業までに100名超の
    社会人との出会いを創出

    普段の授業においてや、寮イベントのゲストスピーカーとして、各方面のアントレプレナーをお招きし、本物に触れるチャンスを促します。

アントレプレナー
×
高大連携

学びをもっと広げていくために。
アントレプレナーシップを軸とした、
様々な地域の大学と連携します。

  • 麗澤大学は、国際性を重視した教育で知られています。語学力はもちろん、異文化理解を深め、グローバルな社会で活躍できる人材育成を目指しています。経営学部では、「100年先が、よろこぶ、ビジネスを」掲げ、道徳を重視した実学とデザイン思考で社会課題を解決し、新たな企業価値を創造する人材を育成します。

    連携
    内容

    授業の単位化(単位先取り制度)

    スタートアップ・ブートキャンプ

    カリキュラムの共同開発

  • iU 情報経営イノベーション専門職大学は、「ビジネス」「 ICT 」「グローバルコミュニケーション」を融合し、ICT を活用した新サービスや未来を創造する人材育成を目指します。 企業・団体との実践的なプロジェクトを通して、イノベーション創出に必要なスキルを習得し、社会に貢献できる人材を育成します。

    連携
    内容

    講師派遣による実践的授業

    指定校推薦による継続的な学び

    メンターとしての大学生支援

  • 武蔵野大学アントレプレナーシップ学部は、起業家精神を育み、社会に貢献できる人材育成を目指します。
    ビジネスプラン作成、資金調達、マーケティングなど、起業に必要な知識・スキルを、実践的なプロジェクトや起業家による指導を通して総合的に学び、変化の激しい社会で活躍できる人材へと成長します。

    連携
    内容

    講師派遣による実践的授業

    ビジネスプランとしての具体的サポート

  • 先行き不透明なこの時代、叡啓大学では、いろいろな価値観や多様な文化に触れながら、ソーシャル・アントレプレナーシップ(社会起業家精神)を育む実践的な学びを提供しています。幅広い知識を修得し、課題解決演習( PBL )などで実践力を養いながら、望ましい未来に向かって、わくわくする毎日を、共に、描きましょう。

    連携
    内容

    カリキュラムの共同開発

    講師派遣による実践的授業

    大学生との共同プロジェクト

    メンターとしての大学生支援

Daily school life

1日の学校生活

  • 08:22

    08:22学校へ登校

    大自然が輝くキャンパスへ、クラスメイトが各地から集まってきます。

  • 10:18

    10:18数学の授業

    深める学びを毎日積み重ねることで、確かな学びも育みます。

  • 11:32

    11:32英語の授業

    グローバル教員と日本人教員の2名体制で、4技能定着を図ります。

  • 13:10

    13:10ランチタイム

    天井が高く広い食堂で、友達とランチタイム。今日のメニューはクリームシチュー。

  • 13:54

    13:54アイデアを探り

    今日の午後は駅前商店街へフィールドワーク。活性化に向けたアイデアを探ります。

  • 14:35

    14:35発想時間

    学校に戻り、お互いの自由の発想を組み合わせながら、アイデアをまとめていきます。

  • 16:45

    16:45自由時間

    放課後は自由時間。部活もよし、勉強もよし。やりたいを受け止める環境があります。

  • 20:12

    20:12振り返り

    敷地内の寮へ帰宅後、自主的に日中のワークの続きや振り返りを行う生徒もいます。

Future path

進路イメージ

アントレプレナーシップを携え、様々な選択肢を。⼤学進学から起業準備に至るまで、手厚く進路⽀援をいたします。

Review

卒業生の声

株式会社Tashinam
代表取締役社長

松家 優さん

  • 卒業年2018年
  • 経歴(職歴)国際教養大学在学中の2021年に学生起業
  • 現職の役職株式会社Tashinam(旧Omomuki)
    代表取締役社長
1. 在学中の経験で楽しかったこと・苦労したこと
私は六年間の寮生活を通じ、同級生や先輩・後輩と常に行動を共にする中で、自立心を養いました。社会では「自分で考え、自分で行動すること」が非常に大切ですが、中高のうちに親元を離れた経験が大きな糧となっています。また、麗澤瑞浪で培われた道徳心は、経営者としての人間関係づくりに非常に役立っています。ビジネスにおいて最も重要なのは「誠実であること」だと感じていますが、この姿勢が身についたのは、道徳教育のおかげだと実感しています。
2. 現在の仕事のやりがい・苦労したこと
私は現在、ブランド事業「Tashinam(タシナム)」を通じ、日本の伝統技術を活かした最高品質のアイテムを世の中に届けるとともに、「日本の伝統産業を復興する」ことを目指しています。特に主力商品である包丁など、昔ながらのものづくりを基盤とする製品を開発し、国内外へ広めることで、伝統産業の需要・利益・雇用を創出する意義に大きなやりがいを感じています。
一方で、開発コストや職人不足などの課題も多く、安定供給には苦労する場面もありますが、こうした困難を乗り越えながら日本の文化と技術を守り育てる使命を日々実感しています。
3. 入学希望者へのメッセージ
社会に出て、さらに起業して自分のビジネスを行う中で、麗澤瑞浪の道徳教育の価値を強く実感しています。入学当初はその重要性を理解できなかったのですが、社会では道徳心を大切にし、誰に対しても誠実であることが非常に重要だと痛感しました。どれほど才能やスキルがあっても、人としての信頼を得られなければ大きな成果に結びつきません。麗澤瑞浪で身につけた「誠実さ」は必ず社会で活きると断言できます。ぜひ、ここでの学びを大切にしながら、自らの未来を切り開いていただきたいと思います。

株式会社Esfiida
代表取締役

松崎 友哉さん

  • 卒業年2022年
  • 経歴(職歴) 2022年3月
    麗澤瑞浪高等学校卒業
    2022年4月
    武蔵野大学アントレプレナーシップ学部入学(2期生)
    2023年1月
    学生団体Emotion設立
    2024年7月
    株式会社Esfiida設立
  • 現職の役職株式会社Esfiida 代表取締役
1.在学中の経験で楽しかったこと・苦労したこと
私は中学生から麗澤瑞浪に在学し、6年間寮生活をしていました。麗澤瑞浪の在学中の中で記憶に残っているのはやはり寮生活です。学校から帰ればそこには友達であり仲間である人がいて、楽しいことで笑いあったり、時には喧嘩したり。そんな一つ屋根の下でみんなで暮らす寮生活は今でもかけがえない思い出です。苦労したことは高校時代の部活動と学校生活との両立です。
私は高校生の頃テニス部に所属していましたが、部内でも一番弱かった私は練習以外での努力を常に心がけ、結果を追い求めて生活していました。その中でも将来やりたいことを見つけたり、勉強もおろそかにしてはいけないと両立させていくことは苦労もしましたが今の私の根源とも言える経験になっています。
2.現在の仕事のやりがい・苦労したこと
私は現在「エンタメ業界から、新たな文化を。」というミッションのもと音楽領域での仕事をしています。特に私たちはライブイベントをメインに開催していますが出演されるアーティストさんはみなさん路上ライブをされている方やSNSで毎日発信をし続けているアーティストさんなどまだ有名ではないアーティストさん方です。それでも私がこの仕事を行っている理由は「若者の挑戦」です。彼らは本気で夢を追いかけて毎日活動しています。そんな挑戦の渦の中心に入れること、その本気を一番近くで感じることができること、これは何にも変えがたい喜びとモチベーションになっています。
私はまずは音楽業界から、すべての若者が夢を追いかけ続けられる日本を創り上げていきたいです。
3.入学希望者へのメッセージ
「高い志と倫理観に基づき、失敗を恐れずに踏み出し、新たな価値を見出し、創造していくマインド」私の学部ではアントレプレナーシップをこう定義しています。中学生の皆さん今やりたいことはありますか?やりたいこと、やってみたいことを誰かに話したことはありますか?
やりたいことや夢を口にすると「そんなのうまくいかない」「無理だよ」「もっと頭のいい人がやるよ」など否定的な言葉を浴びた経験がある人もいると思います。誰になんと言われようと自分のやりたいことを貫いて挑戦する。
私はこれこそアントレプレナーシップだと思っています。挑戦する中でうまくいかないこともあるし、否定されることも多くあります。それでもやり続けることでその行動は必ず価値のあるものへと変わります。
自分の人生は自分にしか描けません。自分にしか描けない自分だけの人生を描きましょう。

株式会社東美濃ビアワークス
代表取締役社長

東 恵理子さん

  • 卒業年2006年
  • 経歴(職歴) 2006年3月
    麗澤瑞浪高等学校 卒業
    2006年4月
    北海道大学人文学部 人文科学科 入学
    2011年3月
    北海道大学人文学部 人文科学科 卒業
    2011年4月
    北海道テレビ放送株式会社 入社 報道部に配属
    2013年10月
    北海道テレビ放送株式会社 退社
    2013年10月
    青年海外協力隊 訓練所を経て2014年2月より
    バングラデシュ へ派遣
    2016年2月
    青年海外協力隊 バングラデシュ 派遣 任期満了(任期2年)
    2017年6月
    株式会社ステッチ入社 未来づくり事業部 配属、
    2020年4月
    株式会社博報堂へ出向
    株式会社東美濃ビアワークス設立(屋号 カマドブリュワリー)
    2020年12月
    同 クラフトビール の販売開始
  • 現職の役職株式会社東美濃ビアワークス 代表取締役社長
1.在学中の経験で楽しかったこと・苦労したこと

麗澤では、全国から生徒が来ているため、中学の時から九州や大阪など言葉や文化も違う友達ができました。多様性を受け入れることにつながったと思いますし、夏休みなどに様々な友達のところに遊びにいけたのがよかったです。

高校の途中で理系か文系を選択しなければいけなかったのですが、自分が何がしたいのかを迷い、選択できなかったことがあります。最初は文系でしたが、理系に転向し、さらに最後は文系に戻ってしまいました。その際も、担任の先生は温かく迷わせてくれたのが印象的でした。ただ大学受験合格だけに向けて効率を考えるのではなく、「人生で迷ってもトライしてみる」という学びにつながりました。

2.現在の仕事のやりがい・苦労したこと
2020年、32歳の時に、故郷である瑞浪市釜戸町にUターンしてクラフトビール醸造所を立ち上げました。釜戸町は、この20年で人口が3分の2に減少した田舎であり、当時はコロナ禍で「ここで商売を始めるのは厳しい」という声も多かったです。
それでも、クラフトビール界のレジェンドと呼ばれる醸造家とともに、この土地ならではの製品を作って全国に魅力を発信したり、自社ビアフェスの開催、ビアツーリズムを実施して交流人口・関係人口の拡大に努めています。
今では、年間8000人ほどが醸造所を訪れ、2024年はビアワングランプリ という全国の大会で総合優勝を果たしました。地元の有志とともに移住推進チームを作り「ビール移住」にも取り組んでいます。
3.入学希望者へのメッセージ
自然豊かな広いキャンバスで、各地から集まった多様性ある人たちと学んだり、部活に打ち込めるのはとても恵まれた環境だと思います。
麗澤ならではの、「周りに感謝をする」という考え方が身についたのも、卒業後の人生にもつながるような大切な礎となっています。
私が今、自分の会社を起こして、多様性を尊重して、自分なりに仲間と社会の豊かさを追求しているのも、高校時代の挑戦や失敗、迷い悩んだことが土台となっています。自分の枠を広げるためにも、この豊かな学校で挑戦を始めてみませんか?

募集人員・入学試験

  • 1募集人員/全日制

    アントレプレナーシップコース

    男女計30(予定)

  • 2生徒募集要件・入学試験について

    詳細は以下募集要項をご覧ください

    令和8(2026)年度 生徒募集要項(5月頃公開予定)

    令和8(2026)年度 受験ガイド(10月頃公開予定)