「おはよう」から「おやすみ」までが、学びの場である麗明寮。
日々のあらゆる場面で、喜怒哀楽や思いやりの心、感謝の心を仲間と共有しながら過ごし、自立心を育てます。学習だけでなく家事の一つひとつや共同作業の中から、気づきを得て成⻑していく。仲間たちの支えがあるからこそ、どんな課題にも立ち向かうことができる。生活そのものから学ぶ毎日は、人間的成⻑に直結する貴重な時間となるでしょう。
寮生活を通じ、今までの当たり前が、当たり前でないとわかったり、自分が守られている存在だと気づき感謝できたりすることでしょう。時には壁にぶつかるかもしれません。しかし、ここで得た力は、将来の生きる力、未来を切り拓く力となります。
麗澤瑞浪中学・高等学校の寮は麗明寮と呼びます。全国各地から生徒が集まり、全生徒の半数が寮生活をしています。
普段なかなか見る事のできない寮の中を生徒がリポートしてくれます。
YouTubeチャンネル「Paradi Show」さんで本校が紹介されました。
本校の生の様子がわかりますので、是非ご覧ください!
チューター制度
寮生の安全と安心を考え、教員が寮生と同じ建物、または寮に隣接する教員住宅で生活する「チューター制度」を整えています。
昼間は学校で授業を担当し、部活動も指導しています。学校での様子も理解してくれているので、さらに安心です。
他者を受け入れ、自分を認めてもらう環境
中学男子寮チューター
教諭 加藤昇一
寮務
寮務
内田征宏・梨沙
中学男子寮は仲間と一緒に過ごし、安心感のある大部屋(2~3人)形式で、
高校男子寮はプライベートな空間が保たれ、勉強にも集中できる個室形式です。
収容人数 | 棟数 | |
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中学男子寮 | 24人 | 3棟 |
高校男子寮 | 24人 | 8棟 |
テニス部 | 12人 | 3棟 |
共用棟は、みんなが使える空間
自習室では集中して 勉強できます。広い集会場ではみんなで楽しくレクリエーションも。
中学から入学した一貫生は中学生と高校生が同じ寮で過ごします。
高校から入学した生徒は高校生だけの寮です。共に個室で、快適な生活が送れます。
キレイな個室は、
居心地の良い自分だけの場所。
集中して勉強することも、仲間とワイワイ過ごすこともできる快適空間を用意しております。
学習環境
決められた学習環境に集中して取り組む環境があります。学校の教室も集まって行う場合もありますし、各寮で行う場合もあります。
親への感謝の心
掃除や洗濯など、いつも親がしてくれていたことがいかにありがたかったか、気づくことができます。それだけでも寮生活をする価値があります。
自立の心
自分のことは自分でする。
一人暮らしをする前に寮生活を通じて、基本的な生活習慣が身に付きます。
思いやりの心
他者との生活を通して、寮での自分の役割を理解し、協調性と思いやりの心が育ちます。
短い通学時間
寮から学校まで歩いて約3~5分。通学時間を有効活用することで、充実した学校生活を送ることができます。
規則正しい生活
細かく決められた日課は最初は煩わしいと感じるかもしれません。しかし規則正しい生活は心身を健やかにします。
コミュニケーション力
日本全国から集まる寮生、留学生たちと生活を共にすれば、衝突することもあります。しかしその中でしか磨かれない大事なコミュニケーション力が身に付きます。
6:30
7:00
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17:50~18:30
18:40~20:15
20:30
20:40~22:00
22:00~22:20
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6:50
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8:00~8:20
17:50~18:30
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22:30~23:50
24:00
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7:20
7:25
8:00~8:20
17:50~18:30
22:20
22:30
22:30~24:00
24:00
※ 土日の日課は多少異なります。毎週末、実家に帰る寮生もいます。
麗澤+は(株)スクールTOMASが運営している放課後塾です。学校内に塾が入っているため、時間のロスがなく放課後学習できること、そして社員が常駐し、先生方と協力しながら学校のカリキュラムに連動して指導していることが強みです。学校の授業を100%理解して、内容を定着させるために、完全1対1カリキュラム型個別指導やAI型教材のatama+を活用して1人1人に合わせた指導を実施しています。
(株)スクールTOMAS
麗澤+ 責任者
小林 樹生
新入生の入寮
新入生の入寮・入学を改めて歓迎し、体を動かすレクリエーションやゲームを通じて、他寮の生徒とも交流を深めます。
伝統行事
七夕では願い事を短冊に書いたり、節分では豆まきしたりします。季節ごとのイベントを寮生全員で大切にしています。
バーベキュー大会
大自然に囲まれたキャンパス内で行われるバーベキュー大会は毎回、大盛り上がりです。準備や片付けも楽しみます。
寮内体験発表会
寮生活を通じて学んだこと、感じたいことを作文にまとめて発表します。寮生活を改めて振り返り、多くの人の支えに気づく機会としています。
送別会
お世話になったえ3年生に感謝の気持ちを伝え、送り出します。会場の飾りつけから出し物まで、後輩たちが協力して工夫を凝らした企画を創り上げます。
ボウリング大会
上手な人もそうでない人もみんなでワイワイ楽しめるボウリング大会。違う寮、違う学年の人とも仲良くなれるイベントです。
体育館レクリエーション
体育館にみんなで集まって、ミニ運動会やバレーボール、フットサル、ドッジボールなどをします。園内に寮があるからこそ、いつでも体育館が使えます。
留学生も一緒に
場合によっては、留学生と一緒に寮生活を行うことになります。留学生は文化や言語の違いなど学ぶことは多く、最高の思い出が作れます。
寮会食
寮生みんなでいろいろ食事を工夫して作って食べます。普段は食堂でおいしいご飯を食べていますが、みんなで作って食べるのはまた格別です。
実際に暮らしてみての率直な感想や、
寮生活を考える皆さん必見のリアルな寮生の声をホンネで語ってもらいました。
中学生JUNIOR HIGH SCHOOL
渡邉 悠真さん
わたなべ ゆうま
軟式野球部
中学3年生/中学男子寮
「自我没却神意実現之自治制」という目標に心を動かされ、
麗澤瑞浪中学校に入学しました。
「将来人を束ねられる人になりたい」という思いがあり、寮の玄関にある「自我没却神意実現之自治制」という目標に心を動かされ、麗澤瑞浪中学校に入学しました。麗澤瑞浪では「自立、感謝、思いやり」を大切にしています。そして寮では、同学年だけでなく、学年が違う仲間たちと寝食を共にする機会に恵まれます。この「縦と横」の両方のつながりから、これらの価値観を学ぶことができます。また寮生活を通して、支えてくれている人々の多さと有難さに気づき、些細なことにも「感謝の気持ちを持つこと」ができるようになりました。親元を離れて不安に感じることもありますが、多くの方々からのアドバイスと支えのおかげで、日々楽しみながら学びを得られています。
森口 阿佐子さん
もりぐち あさこ
吹奏楽部
中学3年生/女子寮
寮生活を通して、
『相手の気持ちを考える』ことを学びました。
“新しい環境に飛び込みたい!”と思い、麗澤瑞浪中学に入学しました。麗澤瑞浪には道徳の授業があり、”格言”を学ぶことができます。私は寮で人間関係に悩んだこともありましたが、その格言を学ぶことで自分の考えが広がり、成長することができたと思います。また寮での生活を通して、相手の気持ちを考えて話すことができるようになりました。
寮では四六時中友だちと一緒です。その中で一人ひとりの「いい関係を築く距離感」を見つけることができたと思います。時にはぶつかることもありますが、お互いを支え合える、素敵な友だちに囲まれて充実した寮生活を送れています!
高校生HIGH SCHOOL
石川 太智さん
いしかわ たいち
サッカー部
高校3年生/高校男子寮長
優しい先輩たちや先生たちのお陰で、
少しずつ寮生活に慣れていくことができました。
小学校の頃、僕はサマースクールに参加し、美しい自然に触れる機会がありました。青々とした木々や、透き通った川、澄んだ空気に囲まれた環境の中で勉強に励みたいと思い、この麗澤瑞浪中学・高等学校に入学しました。入学当初は、新しい環境に戸惑うことも多く、不安を感じる場面もありましたが新しくできた同級生たちや、優しい先輩たちや先生たちのお陰で、少しずつ寮生活に慣れていくことができました。この寮生活では特に「当たり前は当たり前じゃない」ということを強く実感しました。家にいれば、親が当たり前のように掃除や洗濯をやってくれていました。しかし、全て自分の手で行わなければならない(当たり前ではない)環境になり、自分の親に有り難みを強く感じました。これからも同級生たちや後輩たちとともにこの学校で成長していきたいです。
酒井 柚果さん
さかい ゆずか
吹奏楽部
高校3年生/女子寮長
今は「自分らしくあること」を大切にし、
小さな幸せに気づける毎日を楽しんでいます。
学力的にも精神的にも自立したい、そして寮生活で一生の友だちを見つけたい!と思い、麗澤瑞浪を選びました。最初は高校から入学した自分が馴染めるか心配でしたが、中学から麗澤瑞浪に入学した一貫生も同い年。一歩踏み出す気持ちでお互いを知ることで、仲良くなることができました。寮生活ではさまざまな価値観に触れ、時にぶつかりながらも、関係を築く力を養うことができます。相手を思いやる視点やリーダーシップも身につき、寮以外の場面でも、仲間同士の間に立つ場面も増えています。寮生活で悩んだこともありますが、誰しもが通る道。先輩にも助けてもらうもありましたし、人に頼ることも学べたと思います。かつては周囲を気にしすぎていた自分も、今は「自分らしくあること」を大切にし、小さな幸せに気づける毎日を楽しんでいます。そして今は、成長していく自分自身を楽しめるようになりました。