FACULTY INTRODUCTION
Yanase
Hitoshi
柳瀬 仁志
勉強と水泳練習漬けの毎日でした。中学2年で隣の市に引っ越したのですが、当時強豪校だったその中学で水泳を続けたかったので、親戚の家に籍を移し、歩いて3分の自宅近くの中学を素通りして自転車、電車、バスを利用して1時間かけて通学していました。英語は単語や構文を毎日、大学ノートにびっしり1ページ書いて覚えました。時々、その古びたノートを生徒に見てもらっています。
まずは建学の理念です。混迷を深める昨今、世界にはこの理念であるモラロジーこそが必要だと感じています。また、卒業生も含めて本校の生徒の素直さは世界一だと自負します。加えて、保護者のみなさまのご協力にも頭が下がります。在学中の「教師―生徒」という関係から、卒業後に人としてのお付き合いをさせてもらえることは、麗澤瑞浪の教員としての醍醐味です。私の子供たちもここ麗澤瑞浪の地で生まれ、子供時代を過ごしました。寮のチューターをしていた時、寮生は子供たちの兄や姉のように面倒をみてくれ、本当にお世話になりました。まさに「心のふるさと」、私が麗澤瑞浪を好きな点です。
30年以上、国際交流に携わってきているので、もしそれほど多額のお金をいただけるなら、海外の姉妹校や外国人留学生の出身国などを訪れて、これまでの交流に対してお礼を申し上げたいです。麗澤瑞浪ではこれまでアメリカ、ニュージーランド、オーストラリア、台湾をはじめドイツ、インドネシア、カンボジア、タイなど多くの国から留学生を受け入れ、また本校の生徒も色々な国へ留学しました。その機会のほとんど全てに立ち会いましたが、訪れていない国もあるので予算の許す範囲で訪問してみたいですね。