FACULTY INTRODUCTION
Ando
Tomoko
安藤 智子
漫画やイラストを描くのが好きで、「将来の夢は?」と聞かれると、漠然とイラストレーターか漫画家と答えていました。実際、大学時代に集英社か小学館に自作漫画を応募しましたが、結果はボツ。たいした執着もない夢だったのでそれきりになりました。そんなわけで、高校時代は授業に興味が持てず、叱られない程度に宿題をやり、授業中はボッとしていました。田舎の進学校で、先生達もうるさく言わなかった。今から思えば駄目駄目な生徒でした。本当に、あの頃の私を前に座らせて、延々説教してやりたい。先のことを真面目に考えず、日々無駄に過ごしている生徒を見ると、無性に説教してやりたくなるのはそのせいです。やるべき時にやるべき事をやらないと、どこか満たされない人生を送ることになるからねって言いたくなります。
様々なバックグラウンドを持った生徒がいるところ。感受性が豊かなうちに、いろいろな価値観に出会うことがは大切だと思います。金太郎飴のように同じ価値観の生徒(つまり全員東大目指すみたいな)が集まるところで学んでも、今の時代生きていくのは難しい。麗澤は価値観のぶつかり合いの中で自分なりの答を見つけるという希有な経験ができる場所だと思います。
とりあえず旅。現地の生活を経験してみたい。近場で豪華な旅にするか、アメリカやヨーロッパで貧乏生活をするか...