8月17日(日)・18日(月)に、高校1・2年生の選抜クラスの生徒を対象に、キャンパス内の中日本生涯学習センターで2日間の学習プログラムを実施しました。このプログラムは、国公立大学や難関私立大学を目指す生徒が、自ら考え、計画し、継続的に学習に取り組む力を養うことを目的としています。また、集団での学習や共同生活を通じて、学年・学級を越えたつながりを深め、受験期に互いに高め合える人間関係を築くことも重要な狙いです。さらに、自分自身の学習スタイルを見直し、学習に対する主体的な姿勢や目標意識を高める機会ともなっています。
プログラムでは、7月の進研模試をもとに自己分析を行い、次の模試に向けた明確な目標設定を行いました。その達成に必要な取り組みを考え、計画を立てて、自学自習に臨みました。2日間で計13時間20分の学習時間を確保し、静かな環境の中で集中して取り組むことができました。1日目には学年の垣根を越えた交流の場を設け、互いの学習法について意見交換を行いました。2日目には、河合塾の数学講師による講話を通して、学習への向き合い方や学力を伸ばすための具体的な方法について学びました。
生徒からは、「スマートフォンなどの誘惑がない環境で集中できた」「たくさんの人の考えを聞いて、自分の学習への意識が変わった」「先生のアドバイスを受けて、理解の本質を意識して学習できた」「限界を決めていたのは自分自身だと気づいた」などの感想が寄せられました。学習への姿勢だけでなく、自己の可能性に気づく機会にもなり、心の成長も見られた2日間となりました。
【自主的に朝自習を行う生徒の様子】