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地域の未来を考える――市議会と高校生の意見交換会

7月15日(火)、高校3年生の政治経済の選択授業の中で、瑞浪市議会との「高校生との意見交換会」が開催されました。これは、瑞浪市議会が主催する「議会報告会」の一環であり、若い世代が政治や市政を身近に感じ、自らの意見を伝える場を作ることを目的に実施されています。

 

瑞浪市では、投票率の低下や議員のなり手不足といった課題を背景に、次世代の主権者教育を重視しています。今回の意見交換会は、高校生が地域の課題と向き合い、議会と直接対話しながら地方自治について考える貴重な機会となりました。

 

当日は、市議会から複数の議員が来校され、まず議会の役割や仕組み、市民の意見がどのように政策へと反映されていくのかについて説明がありました。その後、生徒たちは少人数のグループに分かれ、「若者の投票率が低いのはなぜか?」「その解決策は?」といったテーマについて議員と意見を交わしました。

 

参加した生徒からは、「市議会議員の方々と直接話すことで、政治をより身近に感じることができました」「自分の意見に耳を傾けてもらえる経験が、主体的に社会と関わる意識につながりました」等といった感想が寄せられ、生徒にとって貴重な学びの場となったことがうかがえました。今後も本校では、社会との接点を大切にしながら、次世代の担い手を育てる教育活動を進めてまいります。

 
 
 

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