4月9日(水)から15日(火)にかけて、新入生を対象としたライブラリーオリエンテーションが実施されました。司書による自己紹介の後、ライブラリー内の各コーナーやおすすめ図書の紹介、利用方法などの説明が行われました。
中学1年生のオリエンテーションでは、図書館に関するクイズをクラス対抗で実施。最後の一問で逆転が起きるなど、大いに盛り上がりました。また、「おみくじ本」として、ページを開くだけでその日の運勢がわかるユニークな書籍を紹介したところ、翌日から毎日その本を開きに来る生徒の姿も見られました。引いた結果に一喜一憂する様子から、図書館が身近な存在として親しまれ始めていることがうかがえました。
一方、高校生のオリエンテーションでは、落ち着いた雰囲気の中で司書の説明をじっくりと聞く様子が印象的でした。「毎月約100冊の新刊が入荷されること」「一人10冊まで2週間の貸出が可能であること」「延長・予約・リクエストができること」といった説明には、多くの生徒が驚いた様子を見せていました。
説明後には本を借りる時間も設けられ、検索機で調べたり、司書に質問したりする生徒の姿が見られました。ライブラリーにはおよそ3万冊の蔵書があり、常時500冊ほどが貸し出されています。今後、生徒たちがさまざまな本と出会い、新たな世界に触れたり、知識を深めたりする機会を提供し続けます。