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【開催報告】高校2年生 台湾修学旅行

 高校2年生は、11月19日(火)~22日(金)に台湾へ修学旅行に出かけました。

この修学旅行は、台湾の歴史や文化を直接体験し、地域の特色を肌で感じるとともに、日本の歴史的なつながりを学び、自国についても改めて考える機会を持つことを目的としています。

 

【1日目】十分・九份

あいにくの雨でしたが、十分では天灯上げを体験し、九份では歴史を感じる街並みを散策しました。

特にジブリアニメ『千と千尋の神隠し』の舞台とも言われる独特の景観を楽しみながら、台湾の文化に親しみました。

 

 

【2日目】烏山頭ダム・十鼓文化村

台湾高速鉄路(新幹線)で台南を訪れ、事前学習で学んだ八田與一が建設に関わった烏山頭ダムを見学しました。

地域社会への大きな貢献を改めて感じるとともに、日本と台湾の歴史的な関わりについて深く考える機会となりました。

 

 

【3日目】忠烈祠・故宮博物院・台北市内班別研修

忠烈祠では、徴兵制度がある台湾ならではの衛兵交代式を見学し、厳粛な雰囲気に触れました。

また、故宮博物院では数々の文化財に接し、台湾だけでなく世界の広さを改めて実感しました。

午後の班別研修では、生徒たちが台北市内を自由に散策しました。全員が指定時間通りに集合し、異国の地でも計画的かつ自主的に活動することができました。

地元の人々との交流を通じて、現地の文化をよりリアルに体感する貴重な時間となりました。

 

 

 

 

【4日目】龍山寺・孔子廟

龍山寺では、建築様式や歴史的背景について学びながら、台湾の宗教や文化の奥深さを感じることができました。

また、孔子廟では受験祈願を行う生徒もおり、学問の神様にこれからの学びと進路実現への誓いを新たにしたようです。

孔子廟から麗澤大学教授を通じて、本校の生徒が訪問した、という報告が来る一幕もあり、台湾と日本、そして世界との繋がりを実感する機会にもなりました。

 

 

 

 

今回の修学旅行を通じて、生徒たちは積極的に現地の文化に触れ、台湾という国の魅力を学ぶとともに、日本との関わりや自国の歴史についても新たな視点で考えるきっかけを得ました。

特に班別研修では、自ら計画を立てて行動し、地元の文化に馴染む姿が見られ、学びを深める積極的な姿勢が印象的でした。

台湾での経験を通じて、日本を相対的に捉え直し、自分たちが日本人であることに思いを寄せる時間を持つことができたことは、これからの学びにも大きな影響を与えるものと思われます。

この経験を今後の成長につなげてくれることを期待しています。

 

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