11月2日(土)に後期保護者学級を開催しました。
本校では保護者が本校の教育理念と子どもたちの学校生活について理解を深める機会として、年2回、保護者学級を実施しています。
寮生の保護者も参加しやすいように土日を中心に日程を組み、クラス懇談や面談を行っています。
本校では「師弟同学」に加えて「親子共学」という姿勢を大切にしています。
単なる授業参観や面談にとどまらず、保護者の皆様にも気づきや学びの機会を提供できるようにプログラムを組んでいます。
今回の保護者学級では、保護者会主催の「保護者対象 麗澤プチ講話」が行われました。
講師には、本校の卒業生で教諭も務めた経験を持ち、現在はモラロジー道徳教育財団学校教育アドバイザーとして活躍する小倉博氏をお招きし、「麗澤教育について」お話いただきました。
本校で行われている教育や、そこから得られる学びについて、教壇での経験を交えた具体的なお話があり、
保護者の皆様に本校の教育への理解を。深めていただく貴重な機会となりました。
校長講話では、「親子共学」についてお話をさせていただきました。
具体例や実体験を交えながら、学校と家庭が協力して教育を進めていくことの大切さをお伝えしました。
クラス別懇談では、クラスごとに分かれて保護者同士が集まり、生徒の学校生活や進路などについて真剣に、また和やかに話し合いました。
保護者同士の交流の場でもあり、懇談の場での意見交換を楽しみにしている保護者も多数いらっしゃるようです。
さらに夕食後には、寮生による寮内体験発表を行いました。
高校生と女子寮では代表の寮生が、中学男子寮ではすべての寮生が寮生活で学んだことや感じたことなどを保護者の前で発表しました。
寮生活における学びや成長を保護者に直接お伝えする貴重な場となりました。
今回の保護者学級も、保護者と学校とが温かく交流し、子どもたちの教育について理解を深め合う充実した時間となりました。