学校紹介

about

麗澤の理念と目指す生徒像

私の未来は
私が創る

たくさんの経験、様々な人との出会いは、
未知なる自分と出会わせてくれる
そして自分の可能性を広げてくれる
 
自分で考えること、決断すること、他者と深く関わることは、
面倒なことだと思うかもしれない
居心地の良い場所を飛び出すことは不安かもしれない
しかし、一見面倒なことの中に、成長の機会がある
 
麗澤瑞浪では、深く関わらなくても生きていける時代にこそ
誰かと共に生きられる強い心を育てることにこだわります

麗澤の理念

知徳一体

創立者・廣池千九郎が提唱した道徳科学「モラロジー」に基づく知徳一体の教育を基本理念とし、感謝の心・思いやりの心・自立の心を鍛えることを最も大切にしています。

知恩・感恩・報恩

恩を知り、恩を感じ、恩に報いる。自分が豊かな生活を送ることができてきたのは、周囲の人・先人・自然のおかげだという感謝の心を忘れず、その恩に報いることを目指す人材を育てます。

国際的日本人

日本を知り、日本人としての自分を見つめ、世界の中の日本のあるべき方向性を考えて次代の国際社会に貢献できる人材を育成します。

Message

2020年に開校60年を迎えた麗澤瑞浪中学・高等学校は、開校以来、「知徳一体の教育」を基本理念として、豊かな道徳性を備え、世界の平和と繁栄に貢献できる人材を輩出して参りました。今日、麗澤教育が少なからず社会的評価を得ていますのは、先人・先輩のご尽力や保護者の皆様のご協力、卒業生諸氏の内外での活躍の賜物です。現代は、進学先・教育方法の選択肢も多様になり、他者と深く関わらなくても生きられる時代です。しかし本校は、「深く関わらなくても生きていける時代に、誰かと共に生きられる強い心を育てる」ことにこだわります。それは、一見面倒なことの中に、成長の機会があり、異なる誰かと共に生きることが、国際社会で活躍することにつながるからです。

理事長 廣池 幹堂

校長 藤田 知則

教育に込める思い

「自ら求め、
自ら学べ」

自分の進む道を、
自分で考え抜いて自分で選ぶために

自分で考えることは面倒なこと。
誰かに決めてもらった方が楽だ、と思うかもしれない。
それでも楽な方を選ばずに「自ら決めた」という経験は、
この先、あなたが思わぬ困難に遭遇した時、乗り越える力になる。

居心地のいい場所から飛び出して、自分の可能性を広げる

どのような時代であっても、「自分の手で実現したい未来の姿」を描ける人間は、その人生を力強く歩むことができる。
「どうしたらできるかを自ら考え、失敗を恐れず挑戦を続ける人」になろう。

そのために私たちができることは、
▶︎ 体験すること、人との出会いを大切にすること
▶︎ 学びたい、知りたい、という好奇心を大切にすること
▶︎ 挑戦する人を応援すること
▶︎ 人とつながる力、人を巻き込む力の根底となる人間性を高めること

「私の未来は私が創る」

「知性」を最大化する
道徳教育

学んだ知識や身につけた技術を最大化して、世界の安心・平和・幸福の実現に寄与するためには、生徒たちの自己肯定感・自己効力感・自己有用感を高める教育が必要となります。そのためには、様々な経験、葛藤を乗り越えていく際の、物事の受け止め方や考え方がとても重要となります。本校の道徳教育では、正しい道徳的価値観と、他者への共感的態度を高める「こころ」のあり方について学んでいきます。この学びは生徒だけのものではなく、「師弟同学、親子共学」の考えに基づき、教職員・保護者も含め、学校に関わる皆さんと一緒に行っていきます。

概要・沿革

概要

2023年4月1日現在

名称 麗澤瑞浪中学校・麗澤瑞浪高等学校(※)
学校長 藤田 知則
所在地 岐阜県瑞浪市稲津町萩原1661番地
課程・学科 全日制普通科(男女共学)
学級数 中学 6学級
高校 9学級
生徒数 中学 176人
高校 263人
生徒寮 中学男子寮 3棟
中学女子寮 3棟
※高校女子と同じ建物です
高校男子寮 8棟
高校女子寮 6棟
※中学女子と同じ建物です
寮生数 中学 88人
高校 127人
校地 約143万㎡
瑞浪キャンパス 約292万㎡(約88万坪)

※本校は6年間の中高一貫教育を学則で定めており、麗澤瑞浪中学・高等学校と通称しています。

沿革

 廣池学園は、昭和10年4月2日に道徳科学専攻塾を開塾し、現在、千葉県柏市に、麗澤大学、同大学院、麗澤中学・高等学校、麗澤幼稚園を運営。岐阜県瑞浪市には、昭和35年に麗澤瑞浪高等学校、昭和60年に麗澤瑞浪中学校を開校しました。

昭和35年 
4月1日
麗澤高等学校瑞浪分校 開校(昼間定時制課程)
昭和35年 
4月1日
廣池千英 校長就任
昭和36年 
4月1日
麗澤瑞浪高等学校と校名変更
昭和38年 
4月1日
全日制課程 開校
夜間定時制課程 開設
昭和39年 
4月1日
全日制課程男女共学となる
昭和43年 
9月1日
廣池千太郎 校長就任
昭和45年 
4月1日
定時制課程男女共学となる
昭和51年 
8月25日
新男子寮 竣工
昭和51年 
11月1日
新校旗・校歌 制定
昭和52年 
1月13日
新体育館 竣工
昭和52年 
5月26日
新女子寮 竣工
昭和53年 
3月31日
新校舎、新食堂 竣工
昭和59年 
12月26日
麗澤瑞浪中学校 設置認可
昭和60年 
4月1日
麗澤瑞浪中学校 開校
昭和63年 
4月5日
中学校男女共学となる
平成元年 
1月25日
廣池幹堂 校長就任
平成3年 
4月1日
野辺忠郎 校長就任
平成6年 
4月1日
細川幹夫 校長就任
平成8年 
4月1日
全寮制から一部を通学制に変更
平成9年 
4月1日
井上貞廣 校長就任
平成10年 
8月28日
男女の生徒寮を全面改修
平成11年 
5月14日
新体育館(屋内プール、剣道場、多目的ホール)竣工
平成12年 
3月1日
定時制課程を閉課
平成18年 
2月28日
テニスコート増設、野球部雨天練習場新設
平成18年 
8月28日
新校舎増設
平成19年 
9月6日
第1体育館全面改修
平成20年 
10月20日
校舎外壁および玄関改修
平成21年 
8月23日
カフェテリアつつじ 全面改修
平成21年 
3月24日
理科棟(北校舎)改修
平成22年 
10月31日
創立高校50周年 中学25周年記念式典
平成23年 
3月25日
第3体育館全面改修
平成23年 
8月25日
陶芸教室新築
平成24年 
4月1日
蟹井克也 校長就任
平成24年 
8月11日
第2グラウンド全面改修
平成26年 
11月
高校女子寮を個室化
平成28年 
9月
RIO(国際交流室)設置
令和元年 
9月
オンライン英会話教室設置
令和2年 4月 藤田知則 校長就任

校名、校章の由来・校歌

校名の由来

 「麗澤(れいたく)」という言葉は中国の古典である『易経』の中にあるものです。廣池学園の創立者である、法学博士 廣池千九郎(ひろいけちくろう)は、この言葉を「麗澤は太陽天(てん)に懸(かか)りて万物(ばんぶつ)を恵み潤(うるお)す義(ぎ)なり」と説明しています。
 『易経』によると「麗澤」とは「互いに水脈がつながっている二つの泉」を意味しています。それら二つの沢(泉)は互いに水を補い合って涸(か)れることがないように、私たちも互いに補い合い、切磋琢磨(せっさたくま)することによって向上することを教えている言葉です。
 また「麗」とは、自然物がそれぞれの法則に従って存在しているように、私たちも人間としての正しい行いをすることによって生存発達するということを意味しています。廣池千九郎が、青年時代に学んだのは、小川含章(がんしょう)先生の「麗澤館」という塾でした。廣池千九郎はこの最初の師を終生尊敬していました。
 元来、麗澤という言葉は学ぶ側の態度を表すものですが、廣池千九郎は、そこに働いている教え育てようとする側の心を強調して、太陽の恵みに例えているのです。学ぶものは励ましあいながら正しい努力を続ける。教えるものは太陽が万物を育てるようとするような公平な愛情でこれを導く。この両者の融和によって真の教育を実現することを「麗澤」という言葉にこめています。

ブランドマーク(校章)について

校章にデザインされている植物は「万両(まんりょう)」です。創立者の廣池千九郎は、葉陰にひっそりと赤い実を結ぶさまが謙虚な心にも似ているとして、こよなく愛しました。後にこれをかたどって校章にしました。

麗澤各校 校章・ロゴの申請について

万両(まんりょう)

ヤブコウジ科ヤブコウジ属の常緑小低木です。 日本原産で山の中に自生しています。 また観賞用として栽培されています。6月から7月にかけて葉陰に白い花を咲かせ、冬には朱紅色の小さな球形の実をつけます。

校歌

作詞 宗 武志  作曲 團伊玖磨 1.太陽空に懸(かか)り居て   萬(よろず)の命潤(うる)おせば   聖(ひじり)は人の世に出でて   真(まこと)の道を伝えたり   ああ日日に孜孜(しし)   麗澤の人 2.物あるところ則(のり)ありと   我が師の訓(おしえ)啻(ただ)ならず   正義と慈悲の志(こころざし)   平和と幸(さち)の道標(みちしるべ)   日に新たなり   麗澤の園

【校歌 [2:28](2.26MB) ※クリックすると音楽が流れます】