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2025年12月03日

命と向き合う特別授業──絆画作家・大村さんをお迎えして

11月26日(水)、本校では、中学1年生・高校2年生・高校3年生を対象に、絆画作家の大村さんをお迎えし、「命」や「人とのつながり」をテーマとした講話を実施しました。

 

大村さんは、自身の人生経験と、大切なご家族を亡くされた遺族の方々との出会いを通じて、「絆画(きずなえ)」という活動をされています。絆画は、亡くなられた方と現在を生きるご家族を一枚の絵の中で再会させる集合イラストで、これまで多くのご遺族に寄り添いながら描き続けてこられました。

 

講話では、実際に絆画を描いたご家族のエピソードをもとに、『隣にいる人の「本当の人数」』・『命のかけがえのなさ』・『弱さを抱えて生きることの大切さ』・『自分を大切に思ってくれる人の存在』、といったテーマについて、心を込めて語ってくださいました。講話の途中には、実際に会場で先生の似顔絵を描く実演も行われ、絵を通じて人と人とのつながりや温かさが感じられる場面となりました。また、会場には絆画の展示も行われ、多くの生徒が真剣な表情で一枚一枚の絵と向き合っていました。

 

講話後、生徒たちからは「感動して泣きそうになった」「心に響いた」という声が多く寄せられました。大村さんのお話を通して、自分自身や身近な人の存在についてあらためて考える、かけがえのない時間となりました。

 

今後も本校では、生徒たちが命の尊さや人とのつながりについて深く学び、自分や他者を大切にする心を育む教育を大切にしてまいります。

 

※当日の様子は、絆画の公式ページのブログ記事にも紹介されています。

※当日の様子をまとめたショート動画を以下よりご覧いただけます。温かな空気に包まれた会場の雰囲気を、ぜひご覧ください。

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