9月24日(水)から26日(金)までの3日間、中学3年生が関西方面への研修旅行を実施しました。この研修は、日本PRプロジェクトの現地調査を兼ねて行われたもので、日本の文化や歴史を深く学びながら、「自立・感謝・思いやり」を実践することを目的としています。
【1日目】京都御所見学と班別研修
初日は京都御所を訪れ、皇室ゆかりの建造物や庭園を見学しました。歴史の授業で学んだ知識を実際に体験することで、日本の伝統や美意識に対する理解を深めることができました。午後からは京都市内班別研修を実施。生徒たちは「日本PRプロジェクト」の一環として、日本の魅力をどのように海外に発信できるかをテーマに取材活動を行いました。外国人観光客への英語インタビューや文化施設の調査などを通して、コミュニケーション力と主体性を育む機会となりました。
【2日目】妙雲院研修と奉仕活動、USJ訪問
2日目午前は、本校創設者・廣池博士ゆかりの地である「妙雲院」で研修を行いました。博士が家族と共に過ごした場所に立ち、当時の苦労や信念に思いを馳せながら、ご住職のお話を伺いました。その後、生徒たちは感謝の気持ちを込めて境内の清掃などの奉仕活動に取り組みました。午後はUSJを訪れ、班行動を通して仲間との協力や公共マナーの実践を学びました。笑顔の絶えない時間の中にも、協調性と責任感が育まれました。
【3日目】大阪・関西万博関連施設見学
最終日は大阪市内で関西万博関連の展示を見学し、未来社会のあり方や国際協力の重要性について学びました。生徒たちは、これからの日本と世界のつながりを意識しながら、自分たちの将来像を考える貴重な時間を過ごしました。
三日間の研修旅行を通じて、生徒たちは歴史・文化・国際理解・奉仕の各分野で多くの学びを得ました。現地での調査活動を通じて日本の魅力を再発見し、互いに助け合いながら行動する中で「自立・感謝・思いやり」を実践する姿が見られました。それぞれが心に残る学びと成長を持ち帰る有意義な旅となりました。