2025年07月02日
7月1日(火)に、麗澤瑞浪中学・高等学校(岐阜県瑞浪市 校長:藤田 知則)と私立の嶺東高級中學(台湾台中市 校長:周 錦貞)は、姉妹校協定を締結しました。
左から周校長、藤田校長
関係者双方が温かな拍手の中、今後の交流に期待を寄せました。
本協定により、生徒および教職員の相互派遣、スポーツや文化活動をはじめ、海外指定校入試による進学機会の創出など、多岐にわたる交流が促進されます。そして特筆すべきは、2026年4月に開設予定の「アントレプレナーシップコース」への台湾からの留学生受け入れを視野に入れ、本協定の枠組みでグローバル教育を深化させることです。
(嶺東科技大學の校舎)
嶺東高級中學は、同じ学校法人のもとに「嶺東科技大學」を併設しており、今回の提携により、将来的には大学や現地企業への見学・連携機会の創出も視野に入っています。台中市は台湾でも特に発展が著しく、TSMCの工場をはじめとする先進企業が集積し、人口も増加傾向にある地域です。調印の際、周校長からは「大学や企業の見学も可能」との話があり、藤田校長は「この交流を通じて、生徒たちが発展著しいアジアのダイナミズムを肌で感じられる機会になるだろう」と語っています。
今後、両校は相互訪問や教育プログラムの共同企画、オンライン交流などを通じて、実質的かつ継続的な国際協働を展開していく予定です。