6月25日(水)、本校陶芸部の三宅 隆仁さん、安藤 葵さん、大野 朝陽さんの3名(高校2年生)が瑞浪市窯業技術研究所で行われた域学連携事業に参加し、「焼き物博士の助手」として、小学生向けの学習プログラムをサポートしました。
このプログラムは、地元の陶磁器産業を次世代に伝える取り組みの一環です。博士の助手である生徒たちは地域の子どもたちと交流しながら、産業の魅力をわかりやすく伝える役割を担います。
今回の活動では、瑞浪小学校の3年生約60名が施設見学に訪れ、「謎解き!ちょっと不思議なやきもの」と題したミニプログラムを実施。
生徒たちは、陶磁器製品が持つ不思議な機能を実演しながら、小学生にもわかりやすい言葉で丁寧に説明しました。
子どもたちに伝える中で、「どう話したら伝わるか」を自ら考え、実践する経験は、生徒にとっても伝え方の大切さやプレゼンテーション力の向上に直結する学びとなりました。
また、地域産業に実際に触れ、その魅力を自分の言葉で伝えることで、地場産業と地域社会との関わりについても理解を深める機会となりました。
参加した生徒からは、
「小学生と関わる楽しさを知って、将来の職業の選択肢が広がった」 「人前で話すのが苦手だったが、やり遂げることができて自信になった」 といった声が聞かれました。


