令和7年6月7日(土)、瑞浪中央公園にて「御樋代木奉迎送（みひしろぎほうげいそう）」が行われ、本校吹奏楽部と太鼓部が演奏を披露しました。

伊勢の神宮では、20年に一度御神殿を新たに建て替えて御神体（ごしんたい）をお遷しする「式年遷宮（しきねんせんぐう）」が行われます。次回は令和15年に予定されており、その準備は約8年かけて進められます。

御杣山（みそまやま）で伐採された、御神体をお納めする「御樋代（みひしろ）」の用材である「御樋代木（みひしろぎ）」を御神木（ごしんぼく）と称し、今回の行事ではこの御神木をトラックに載せて各地を奉搬し、伊勢へと運ぶ奉迎行事が行われました。

当日は、御神木が瑞浪駅前から中央公園まで曳かれる「御木曳（おきひき）」が行われ、中央公園では盛大な奉迎祭が執り行われました。

奉迎祭では、太鼓部による迎え太鼓に続き、吹奏楽部が「銀河鉄道999」を演奏、さらに太鼓部が本校オリジナル曲「まほろば」を演奏しました。

神事には本校の藤田校長も参列し、生徒たちもともに拝礼を行いました。

なお、本行事は20年前の平成17年6月にも開催されており、その際にも本校の吹奏楽部・太鼓部が演奏に参加しています。今年は、当時演奏を担当した卒業生がご家族とともに駆けつけ、懐かしい再会の場ともなりました。

日本の伝統文化に直接ふれる貴重な機会となり、生徒たちにとっても学び多き一日となりました。