麗澤瑞浪中学・高等学校

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VOICE

Vol.93 生徒の声

令和4年度 瑞浪市主張大会 高校生の部 最優秀賞 中村響力

高校2年生  中村 響力  『 自分の意見を発信する 』

 突然ですが、みなさんは農業についてどのようなイメージを持っていますか。
 私の家は大葉農家であるため、幼い頃から私は身近なところで農業に触れてきました。例えば、収穫してパック詰めされた大葉を段ボールに詰めたり、それを出荷しにいく父親に付いて行ったりしました。そのため、小さい頃は何も思わずに、自分も父や祖父のやっている仕事を将来継ぐんだ!と考えていました。
 しかし、小・中学生と成長していく過程において、農業の抱えている様々な問題を知っていきました。年中無休、気象によって儲けが変化してしまう、農業人口の減少、海外産の農作物の輸入の影響を受けた食料自給率の低下、キツい・汚い・稼げない=いわゆる3K、
モテる要素が無い=そもそも農業に携わる女性が少ない等、こんなにあります。後半の二つはどうでも良いとして、これほど課題がある産業に携わりたいと思いますか。
 私は、この農業の将来性が不安になり、家業である農業を継ぐ気が失せてしまいました。ところが、昨年の高校一年生の時、担任の先生との個人面談をした際に、ある人のことを紹介してもらいました。その方は、武田昌大さんという、秋田でお米を育てている方で、トラクターに乗る男前農家集団「トラ男」というのを結成しています。トラ男は、「農業の未来は俺たちが変える」、「3Y=夢が持てる、やりがいのある、嫁がやってくる」というのを目標に活動しています。
 私は武田さんが「TED」という場でプレゼンテーションをしている動画を先生に見せてもらいました。その時に、私は、武田さんが自分で農業を変えていくんだという意志を感じ、私も、農業の将来が不安なら、自分で変えていけばいいのではないか、と感じ、家業を継ぐという気持ちが再度、ふつふつと湧いてきました。
 さて、前置きが長くなりましたが、自分の意見を発信するということは、非常に大切なことだと私は考えます。武田さんの思いが私に届いたように、自分の意見を発信し、それに賛同する人や、感化される人などが出てきます。場合によっては、自分のやりたいことを実現する近道となるかもしれないからです。
 しかし、私たちの世代では、自分の意見は持たない、もしくは、自分の意見を持っていても、周囲に発信しないと言った人が多いような気がします。それは、なぜなのかと考えると、後者は、自分の意見が間違っていたら恥ずかしいな、もしみんなと違うことを言っていじめられたら、変な目で見られたらどうしよう、といった心理が働いているからだと思います。前者は、昨今では、インターネットですぐに物事を調べることができてしまうので、自分では答えを考えずに、すぐ答えが分かってしまうからだと思います。
 私は、自分の意見を持たない、持っていても発信しないということは、大変もったいない気がします。したがって、日頃からそういう場面に慣れておくというのが必要だと考えます。
 自分の意見を発信するということは、大変勇気の要ることです。しかし、勇気を振りしぼり、自分の意見を発信することで、一人は賛同してくれる人は居ます。そういった経験を
すれば、自分の意見を持つ事に自信を持つでしょう。
私たちの世代の全員が、自分の意見を持ち、それを発信することができれば、世の中はもっと良くなるはずです。

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