麗澤瑞浪中学・高等学校

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VOICE

Vol.91 生徒の声

令和4年度 麗澤瑞浪 感謝の集い 生徒発表 中学代表 鈴村のえみ

中学3年生  鈴村 のえみ  『 大切にしたいこと 』

世界には、戦争が続いていたり、貧困の中で暮らしていたりと苦しい状況の人が多くいます。最近、ウクライナでは、ロシアからの攻撃に巻き込まれ、多くの一般の人が命を落としています。また、貧しさで私と同じくらいの子どもが学校に行けず働いてきょうだいを食べさせています。ご飯を食べ、学校に行き、勉強をし、帰る家があることが私の当たり前ですが、世界にはこれができず苦しんでいる人が多くいます。だからご飯を食べられることに感謝し、学校に行けることに感謝し、勉強できることに感謝し、家があることに感謝すべきであることに気が付きました。

 今、世界中で新型コロナウイルスが流行しています。このコロナウイルスに毎日多くの人が感染し亡くなっています。このコロナウイルスにより私たちの生活は大きく変わりました。マスクの着用やソーシャルディスタンス、不要不急の外出の自粛などの感染予防が当たり前になりました。
 私はこのコロナウイルスの影響で様々な幸せに気が付きました。そのうちの一つは学校に行ける幸せです。私は新型コロナウイルスの感染拡大予防により学校が休校になり、最初のうちは正直少しうれしかったです。しかし、だんだんやることもなく、家族以外の人に会えず寂しくなっていきました。いつ、流行が終わるのか分からないので、この先どうなるのか今も不安です。
 私はここ2年の自粛生活で、今までの当たり前がとても有難いものであったことに気が付きました。そして何かをしてもらったり、もらったりしなくても、日常の中には多くの感謝すべきことがあることに気が付きました。
 昔から日本にはあらゆるものに感謝する考え方がありました。私たちの祖先である古代の日本人は、狩猟や採集など自然から多くの恵みを得て、自然に感謝していました。そうしていく中であらゆるものに感謝するようになりました。日本の固有の宗教である神道では、地上のすべてのことに神が宿ると考えています。「祖先崇拝」と「自然崇拝」が基本です。それゆえ神道では「八百万の神」と言われるまでに多くのものを祀っています。木や岩、山、滝、火、自然以外では家、トイレ、台所、髪の毛、紙など様々なものに神を感じ、祀ってきました。こんなにも多くの神がいる宗教はあまりありません。
 このように私たちの祖先である古代の日本人は、あらゆるものを崇拝し、神を見出し敬ってきました。そして、あらゆるものに感謝する教えは今に受け継がれてきました。今でも日本には食事の前に「いただきます」と、ご飯を作ってくれた人や食材を作ってくれた人、そして食べ物の命に感謝する文化が残っています。日本古来のあらゆるものに感謝する文化は私たちの日常の中に溶け込んでいます。また、私は親や先生、友達など多くの人に支えられて生きてこられたということにも気付くことができました。私たちは気付かないうちに多くの人と関わり合い、支え合うことで生きています。支えてもらうだけでなく支える側にもなりたいと思います。
 廣池千九郎先生は、私たちは宇宙自然のはたらきによって生かされており、私たちも宇宙自然の一部であると教えてくださいました。だから、環境破壊や地球温暖化の進む今の人間中心の考え方は正しくないのです。私は宇宙自然の中で生かされていることに感謝し、人間中心の考え方を改めることで、宇宙自然のはたらきに従うことができると理解することができました。
 私は当たり前だと思っていた日常の中には多くの感謝すべきことがあり、私は今まで多くの人たちに支えられ生きてこられたということに気付くことができました。私はこれらのことに感謝し、よりよい未来をつくることが恩返しになると考えます。だから、私たちは今あるもの、支えてくれた人に感謝し、未来を支えていかなければなりません。私はこれから、何事にも感謝し、様々なことに一生懸命に取り組み、これらのことを多くの人に伝えることで恩返ししていきたいと思います。
 ご清聴、ありがとうございました。

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