麗澤瑞浪中学・高等学校

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Vol.92 生徒の声

令和4年度 麗澤瑞浪 感謝の集い 生徒発表 高校代表 笹原琳央

高校3年生  笹原 琳央  『 「教え」を繋ぐ 』

私の両親はこの麗澤瑞浪で出会い、結婚しました。小さい頃から両親の高校時代の話を聞いたり、何度も訪問したりしていたので、当たり前のように自分は麗澤瑞浪に通うものだと思っていました。ですが、本気で入りたかったのかと問われると分かりません。一応受験勉強はしていましたが、落ちてもいいや、くらいの軽い気持ちで受けたように思います。しかし、運良く合格でき、入学することになりました。

 入寮して4日目、私はある友人と些細なことで喧嘩をしました。そのときはいつの間にか普通に接することができるようになっていましたが、それからほぼ1年間、私の寮では友人関係のトラブルが絶えませんでした。先生や先輩方にもたくさんご迷惑をお掛けしました。毎日のように泣いていた時期には、母と沢山電話で話しました。母は友人関係がうまくいかない私に「三方良し」について教えてくれました。母は私の祖父から教えてもらったそうです。相手も良し、自分も良し、周りも良し。道徳の授業でも「三方良し」については学びますが、私はこれを母から聞けて良かったと思います。実行するとなるとその場での自分の感情や思いを優先してしまうこともあり難しかったですが、2年生になる頃には衝突することも減り、寮生活も学校生活も段々とうまく進むようになっていきました。
 私の父は在学中、生徒会長を務めていたそうです。そのせいか、私は生徒会活動に興味があり、昨年、文化委員長に立候補し、役割をいただくことができました。中学生のときにも副委員長を務めましたが、そのときには気づかなかったことがあります。それは「何かを成す」ためには、その前にたくさんの積み重ねがあるということです。私たちが学んでいることを先人が発見してくれたように、行事ごとにも練りに練った積み重ねがあります。これは生徒会行事や企画書の制作などを通して改めて気づかせてもらいました。文化委員長にならなければできなかった経験です。この役職を務めさせていただけることに感謝し、これからも精進していきます。
 私はもう一つ、大きな経験をさせていただいています。それは寮長という役割をいただいたことです。実際にお話を受けるまで寮長になるということを考えたことがなかったので、咄嗟に返事をしてしまったものの、衝撃的で頭が働いていなかったように思います。立派な先輩方の姿を間近で見てきたので、自分に寮長が務まるのだろうかと不安に思うこともありました。しかし、前寮長の先輩が励ましてくださったおかげで務めさせていただこうと決心できました。同じ寮の副寮長は、入寮4日目で喧嘩をしたあの友人です。彼女とは様々な問題を共に経験してきました。お互い嫌な思いも、喧嘩もたくさんしたからこそ今では許し合える仲になりました。私は寮長らしくない寮長ですが、彼女が隣にいてくれるおかげで寮の運営がうまくいっているのだと思います。
 私は我ながら協調性に欠けたところがあると思います。自分が正しいと思ったことは何であれ突き通そうとしてしまいます。機嫌によって言動が変わってしまうこともあります。そんな私でも今、たくさんの友人の中で笑い合えているのは、周りの友人が私を受け入れてくれているという点が大きいように感じます。最近まではこのようなことは考えませんでしたが、麗澤での残りの生活が短くなっていく中、しみじみと思うようになりました。
 私が、麗澤瑞浪で学んだことはたくさんの「教え」です。先生方、先輩方、友人、祖父、父、母。日常の教えは様々なところから吸収できるのだと思います。私は何か壁にぶつかる度にたくさんの人から教えを得て乗り越えてきました。その「教え」のもとをたどっていくと、大きな困難に直面した先人が、困難を乗り越えるために見つけた、生きるためのヒントだったのではないかと思いました。「三方良し」もその一つでしょう。その「教え」は人から人へと繋げられ、私のもとに来たものです。そう考えると、「教え」とは、「教える」ことではなく「教えられる」ことなのであり、私にも「教え」を繋ぐ役割があるのだと気づきました。私もいつか誰かにその「教え」を繋ぎたいと思います。
 きっとこれからも私は、高い高い壁にぶつかることが多々あるでしょう。しかし、私はここ麗澤瑞浪で様々な経験をし、様々な「教え」に触れ、その度に自分を成長させることができました。私は自信を持って言えます。これからも必ずその壁を乗り越えようと努力し、きっとその先の景色を見ることができるでしょう。そんな自信を持たせてくれた麗澤瑞浪には改めて感謝の気持ちを述べたいと思います。
 ご清聴、ありがとうございました。

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