麗澤瑞浪中学・高等学校

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VOICE

Vol.87 生徒の声

令和3年度 麗澤瑞浪 感謝の集い 
中学生徒代表 発表作文

 

中学3年生  永冶 花佳  「いのちをつなぐ」

 私は麗澤瑞浪中学校での道徳の授業を通し、私たちは数えきれない程多くの人々に支えられて今まで生活することができていたのだ、ということに気付くことができました。食事をするにしても、食材を作ってくれる人、調理をしてくれる人、食費を払ってくれる人など、身近な人から顔も名前も知らない人までが私たちの生活に関わっています。そのように私たちを日々支えてくれている人の中でも特に大切だと言えるのは両親をはじめとする家族や祖先であると私は考えました。親や祖先は私たちの命の根源であり、命をつないできてくれたおかげで私たちはこうして生きています。私たちを産み育て、嬉しいときも悲しいときも寄り添い支えてくれた親を産み育て支えたのはその親で、その親を産み育て支えたのはその親であり、直接の関わりはなくとも祖先は私たちを支えてくれています。そんな親や祖先に感謝し、何をしていくべきかを考え、与えられた命をつないでいくことが最も大切であると辿り着くことができました。

 父から教わった「生命(いのち)のリレー・ランナー」という言葉があります。この言葉は子を産み育て、命をつないでいくことをリレーに例えていて、私たちはそのランナーとして次の世代にいのちのバトンをつなげていく役割があるという意味です。
 近年、日本では少子化が大きな問題となっています。その要因の一つに子孫を残すことがあまり重要だと考えられなくなっていることがあるのではないでしょうか。子どもを産みたくても産めなかったり、家庭にも様々な形はありますが、産むことができるのに産むことをを望まなかったり、家庭を持たずに一生を過ごすことも少なくありません。生まれてくる子どもの数は1971年に200万人程だったものが、2019年には86万人と約50年間で半分以下にまで減少しています。そこで、自分自身が生命のリレー・ランナーであることを自覚することで、子を産み育て、いのちをつないでいくことへの考え方を変えることができ、生命のリレーが途絶えることなく続いていけるのではないかと思いました。
 私たちは、将来誰かの役に立つことができる仕事に就くために、今こうして勉強しているだと思います。私たち自身が社会の役に立つことも大切ですが、未来の社会のために子を産み育てることは、未来の社会を支えることであり、より大切なのかもしれないと思うようになりました。私たちは今まで支えてもらうばかりで支える側になることはあまり多くはなかったと思います。たくさん支えてもらったかわりに、今の社会に役立ちながら、未来の社会を支えていく人々を産み育て支えることによって、直接的に社会を支えられるだけでなく、私たちの祖先のように間接的にも支える側になることができると思います。
 私は今回、いのちのつながりの大切さについてよく考え、親や祖先に感謝し、少しでも長くいのちをつないでいきたいと思いました。私はなぜ生まれてきたのだろうかと問うことはあっても、答えを出すことはできませんでしたが、与えられた命を次の世代へとつないでいく役目であるということも答えの一つであるのではないかと思うようになりました。いのちをつなぐことは親や祖先に対しての恩返しや未来の人々を支えることができるだけでなく、自分自身の幸福につながり、よりよい社会を築くことができるのだと思います。
私たちは多くの人々に支えられていることに気付き、未来を支える側になっていかなければなりません。親や祖先から受け継いだ命を子孫につなげていくことは、決して簡単なことではないかもしれません。しかし、子孫を残し、命をつなぐことが明るい未来の社会を作っていくことになるのではないでしょうか。

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