麗澤瑞浪中学・高等学校

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VOICE

Vol.86 先生の声

“使える”英語を身につける教育と
学校の風土

英語科 深澤 了   vol.36

◆英語教育    

 私が英文科の学生だった50余年前、専門科目を学ぶ学生にとって英会話の授業はわずか週1回だった。その英会話の授業を除いては、すべて日本人の先生方の講義であった。時代が時代と言ってしまえばそれまでだが、近年の本校の時間割を見て、麗澤瑞浪が英語教育に本腰を入れたことに喜んだ。  それにはいくつか理由があり、今まで麗澤瑞浪が英語教育に本気でなかったわけではない。私事になってしまうが、海外留学中に大学院で英語教授法を専攻し、様々な教授法を学ぶ機会を得た。当時としては最新の教授法ばかりだが、結局英語教授法の基本は英語を使って教えることであり、英語で学ぶことにつきるということだった。

◆英語授業は全てネイティブと日本人教員のTeam Teaching 

 さて話を戻すと、本校では長らくネイティブスピーカーによる授業は、基本的に中学1年生から高校3年生まで週1回であった。これでも他の学校よりは恵まれている環境に感謝していたが、今年の授業計画には本当に驚いた。中学生の英語授業は公立で基本単位が4時間のところ、本校では中1《6時間》中2《6時間》中3《7時間》を課していて、その授業全てがネイティブによる生の英語で授業が行われ、日本人教師も付き添うチームティーチングで目の行き届いた授業環境となっている。高校生では受験に対応した授業と、ネイティブとのチームティーチングの両方が行われ4技能を網羅した授業を展開している。

◆教授法の進化  

 さらに中学の英語授業は"5 ROUND"という新しい教授法に基づいて麗澤瑞浪独自の授業を展開している。"5 ROUND"という教授法は1年間に5回同じ教科書を繰り返し学習するスタイルである。従来のように1年かけて教科書を1度学習するのではなく、ポイントを変えながら5回繰り返すことで初歩的なことから回を増やすごとに少しずつ難解なことにも触れていく。つまり、これまでの英語の知識を増やすというよりは英語のコミュニケーション能力(リスニング、スピーキング、リーディング、ライティング)の涵養を目指している。まだ十分とは言えないが、試験の結果から生徒のリスニング能力とライティング能力に顕著な向上が確認できている。高校の英語授業では、"TANABU MODEL"を採用し、受験対策とネイティブの授業の両面から、メリハリをつけた授業のもと、発表活動にも取り組むことで「使える」英語を身につけている。  このスタイルは本年度からネイティブスピーカーが4人体制となり、本格的にこの教授法を導入できるようになった。私が新任だった頃に目指していた教授法が定年退職後4年後に始まった。

◆舎窓  

 教員室から外を眺めるのは、私は大好きだ。それは屏風山一帯を一望できるからで、それを遮るものは一切ない。これだけの眺望が得られる学校は一体いくつ日本にあるだろうかと思える。屏風山のふもとにある広大な学校は私が愛する麗澤瑞浪だ。  春には屏風山はまぶしいばかりの新緑で覆われ、緑のグラデーションの中に山桜がここかしこに咲いている。夏には気持ちの良い青空のもと美しい緑の映える姿を見ることができる。日本には美しい四季があるといわれているが、ここには365日の季節があると私には思える。この美しさは40余年前の私の新任時代となんら変わることがない。  この環境が変わることのないように、我が校には変わらないものがある。それはここに学ぶ生徒たち一人ひとりの幸せを、校長先生をはじめ誰もが願っていることだ。遠くに見える屏風山を目指すように、長い人生行路の中で目標を見つめ、大きな人間に生徒たちが成長していってくれることを願っている。それをこの大きな自然の懐で体感することは、将来の糧となるはずである。  日々の生活の中で、生徒たちが1日にいったい何度「ありがとう」という言葉を耳に、口にするだろうか。それは開校以来感謝の気持ちを大切にしてきたことからだろう。それこそ麗澤瑞浪の中に脈々と引き継がれている大切な伝統だ。すべては、生徒一人ひとりの人間的成長を願ってやまないことにあるが、「ありがとう」の言葉の中に相手を思いやる心と仲間との和の心に他ならない。

みんなおいでよ! 麗澤瑞浪

人が育ち、心が育つ、麗澤教育。日本一広い、自然豊かなキャンパスを、ぜひ一度ご覧ください。

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