麗澤瑞浪では、「自立」「感謝」「思いやり」の心の大切さを学ぶことができます。特に親元を離れ、身の回りのことは自らがこなし、生活する寮生。「自立」の心はまさに寮生活から養うことができました。今年は女子寮が中高合同になるなど、様々な寮改革が行われました。初めは慣れず戸惑うこともあったかもしれません。しかし、チューターの助けを借りながら、困難を乗り越えたその経験と、共同生活で生まれた仲間との絆は、かけがえのないものになりました。通学生である私は、そんな寮生の姿を見て強く刺激を受けていました。
学校内に飛び交う「ありがとう。」の言葉。「感謝」の心はこの言葉から養うことができました。日常生活の些細な出来事にも「ありがとう。」を言う。そして、その「ありがとう。」に対してまた感謝をする。当たり前のように見えて、実は難しい「感謝」の心は、この学校に沢山溢れ返っています。
そして、「感謝」の心が養われたら、自然と「思いやり」の心も育まれました。どのようなことをしたら相手が喜ぶのか、常に相手の立場になって考え、行動に移します。「感謝」と「思いやり」から生まれた「幸せ」は人から人へ連鎖していきました。