生徒の声

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ありがとう ~人生を豊かにしてくれた魔法の言葉~

奥村 萌 高校3年

麗澤瑞浪での六年間は学びの連続でした。先生から、先輩や後輩、友人から、ここには書ききれないほど多くのことを学びました。

特に心に留まっている学びは、今の環境で過ごせているのはとてもありがたいことだということです。この学びは親元を離れて生活をする寮生から学びました。身の回りのことを自分一人でこなす自立した寮生と比べると、洗濯や料理などの家事は両親に頼りきっている私がどれだけ未熟で子供なのか、そしてこの何不自由ない生活がどんなにありがたいことなのかを痛感しました。麗澤瑞浪に通ったからこそ得られた学びだと思います。

また、私を直接支えてくれる人だけではなく、私にとって困難なこと、今をつくってくださった先人、周りにある豊かな自然など、ありがたいものは挙げればきりがないほど多いのだということを、道徳の授業を通して学びました。道徳の授業で学んでから私の生活は「ありがとう」で溢れかえりました。どんなに困難なことに直面してもありがたいことだと前向きに捉えられるようになりました。

また、「ありがとう」と口にする度、私が今どれだけ恵まれた環境にいるのか、どれだけ支えられて生きているのかをより強く実感し、今の環境に心の底から感謝の念が湧くようになりました。

「ありがとう」のたった五文字ですが、「人生を豊かに、前向きにする魔法の言葉」だと思います。今置かれている環境のありがたさを教え、私の人生を明るく、豊かにしてくださった麗澤瑞浪の先生、仲間、環境、そして私を麗澤瑞浪に通わせてくれた両親には感謝しかありません。
六年間、ありがとう。


令和4年度 六年生 麗澤教育に学んで