学校紹介

about

鈴木 敏弘(すずき としひろ)

鈴木 敏弘(すずき としひろ)

担任・チューター

高校2年生主任

教科

数学

どんな中学・高校生活を送っていましたか?
勉強と部活動に明け暮れた中学・高校生活でした。中学1年生の時、数学の先生から「数学は予習が大切だ」と教えられ、中学3年間予習中心に勉強したことで数学が得意になりました。高校では数学が難しくなって苦労しましたが、高校3年生のときに数学の先生に勧められて読んだ本の中で「フェルマーの定理」に出会ったことが、大学で数学を学び、数学の教師になる大きなきっかけになりました。部活動は中学で剣道、高校では水泳をやりました。元々運動はそれほど得意ではありませんでしたが、水泳は大学まで続け、体力に自信を持てるようになりました。
麗澤瑞浪の好きなところは?
建学の精神が生きているところです。私自身は公立の学校で学生時代を過ごし、大学卒業後には公立高校で非常勤講師を務めた経験もしましたが、麗澤瑞浪ほど建学の精神が普段の教育活動や生徒達の学校生活に息づいている学校は希であると思います。生徒同士の振る舞いを見ていると、誰かに何かをしてもらったときに「ありがとう」とその人にお礼を言うのは普通のことですが、言われたその人がまた「ありがとう」と言葉を返しているのを見ることがよくあり、なんとも言えない温かさを感じます。
100万円と一カ月の休みがあったら何をしますか?
一人旅をしてみたいですね。日常は時間と仕事に追われて生活していますから、時間に縛られず、目的地も決めずに、気の向くままに一人旅をして、そこで出会う景色や風物を楽しみ、様々な地方の食べ物を味わったり、人々と触れあったりしたいですね。また、電車などで移動するときには、普段読めない本をじっくりと読んだり、ものを考えたりして、一人の時間を満喫したいです。

受験生のみなさんへのメッセージ

麗澤瑞浪には全国から集まる多様な生徒達と、いろいろな特技を持った個性的な先生がいます。部活動では6学年一緒に活動している部もあります。寮生の場合には出身地も学年も違う仲間と一緒に生活しています。それだけ、多くの多様な出会いと親密な人間関係が体験できます。それによって、皆さんの人間の幅が大きく広げられ、将来世界で活躍できる人間になれる基礎作りができることでしょう。

おすすめの書籍

『岡潔 数学の詩人』(高瀬正仁 著)

<お薦めの書籍の紹介>

非常に難解な多変数関数論の分野において世界的な業績を挙げた日本の数学者岡潔を紹介する本。数学を「情緒の表現」と言い表した独特の数学観には味わい深いものがあります。