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【開催報告】伝統の日感謝の集い

6月4日は本校の創立者である廣池千九郎先生の命日にあたることから、本校では「学校記念日」としています。

その日を記念して6月3日(月)に「伝統の日感謝の集い」を開催しました。

今日の社会が成り立っているのは、有形・無形の数限りない恩人、恩恵のお陰です。

本校では、その計り知れない先人の恩恵の系列を「伝統」と呼び習わしています。

その伝統に感謝し、受け継いだ生命や文化をさらに発展させて次の世代に受け継いでいくことを確認して、心に刻むための日でもあります。

 

藤田校長から「伝統の日感謝の集い」の意義について話があった後、

中島健太さん(中学3年)と朝比奈琴美さん(高校3年)の2名が生徒代表として「伝統」をテーマに発表をしました。

(生徒発表の作文はこちら

 

続けて、皇學館大学教育学部教授の渡邉毅先生を講師にお招きして「吉田松陰の教育に学ぶ」と題した講話をしていただきました。

吉田松陰は「高い志(理想)を持ち、学んだことを行動に移すこと」を教えたと言われています。

そこで渡邉先生は、映像や音楽を交えて、高い志(理想)の持ち方やその後の振る舞い方を分かりやすくお話してくださいました。

 

生徒たちは熱心にメモを取りながら話を聞いていました。

先人の恩恵に対する感謝と報恩の心を新たにし、「伝統」について改めて考える良い機会となりました。

 

 

 

食堂では「伝統の日感謝の集い」を開催するのに合わせて、昼食をイベントメニューにしました!

本校の創設者である法学博士廣池千九郎の故郷、大分県の郷土料理「鶏天」を利用した「鶏天丼」です。

食事にまつわる思い出は記憶に残りやすいと言われています。

「鶏天」や「鶏天丼」を食べるたびに、この日のことを思い出すこともあるかもしれません。