2008/3/6

家庭科授業でインスタントシニア体験

 高校1年生の家庭基礎の授業一貫として、インスタントシニア体験を行っています。高齢化社会についてこれまで学習を行ってきたため、今回は実際に体を使って、重りのついたサポーターを付けるなど体の様々なところに付加をかけたり、老眼鏡、耳栓、などを装着したりして、校舎内の様々なポイントを回りました。ポイント地点では、与えられた課題をこなし、生徒たちは、普段の自分たちの生活と何がどのように違うのかを身をもって体験しました。
 多くの生徒が体験が終わって装着していたものを取り外すと、「はぁ~疲れたーー、楽になったぁ~」と第一声をあげます。
「そうやって高齢者のみなさんも楽になれればいいけれど、そうならないのよね」と言う教員の言葉に、それまで楽しい雰囲気だったのが一変し、真剣な顔になったのが印象的でした。
 生徒からは、「切符を買うとき、『早くしろよーー』とか思っていたけど、やりたくしてもできない気持ちがわかった。高齢者の方を急かしたりしないようにしたい」「とにかく、耳が聞こえなくて、閉鎖的な気持ちになった」「高齢者のスピードに合わせて、歩いてあげないとだめだ」「声をかける、手をかしてあげるなどしてもらえるととても安心できた」「自分のおばあちゃんたちをもっと大切にしたい」などの感想が聞かれました。

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