2/15(水)に「瑞浪市まちづくりプロジェクト発表会」が行われました。本校では総合的な学習の時間を『RISE』*と名付け、探究学習に取り組んでいます。今回行われた「瑞浪市まちづくりプロジェクト発表会」も『RISE』の一環として中学生が取り組んでいる活動です。
2021年から始まったこの発表会は今回で3回目となります。10月に中学1年生は瑞浪市職員から直接、瑞浪市の現状や抱えている課題などを学びました。その後各グルーブに分かれ、それぞれが設定したテーマに沿って、地元のフィールドワークに出かけて調査を行うなど、分析を行いました。その後、他の市の事例なども交えながら、瑞浪市をより魅力的なまちにするためのアイデアをまとめました。
発表会では、事前の内部選考を通過した4グループ(計16グループ)が、審査員の方々を前に堂々と発表を行いました。発表後は審査員からの質疑にも的確に答えることができました。
発表後に、審査員の方から「貴重なアイデアをうかがえて市としてもとても良かった。是非実現に向けて検討していきたい。これからも瑞浪市を一緒に盛り上げていきましょう。」と講評をいただきました。
麗澤瑞浪ではこれからも世界の第一線で活躍できる日本人を育成するため、地元との連携をさらに深め、地域の活性化と地域貢献に取り組んでいきます。
なお、審査員は、勝股 清治氏(明日の稲津を築くまちづくり推進協議会理事長)、小木曽 昌弘氏(瑞浪市役所まちづくり推進部長)、加藤 博史氏(瑞浪市役所まちづくり推進部市民協働課長)、丸山 椋大氏(株式会社エナジード 教育事業部)にお務めいただきました。
<結果>
【瑞浪市長賞】:チームSTN 高橋壯匠、仁井楓真、鈴木はな
(観光地への二次交通の充実やTiKToK等のSNSを活用することで集客し、移住を促進する)
【明日の稲津を築くまちづくり推進協議会理事長賞】:チームなつえな 成瀬拓音、青木百花、齊藤亜友美
(空き地で『瑞浪マルシェ』を開催することで空き地を有効活用。SNSを活用する集客やマルシェでのフォロー割引などを実施する)
【奨励賞】:チームBeyond 山下晴太、古林由逢、三宅リディア
(バスツアーで地域体験の機会を増やすことで雇用の機会を増やし、移住を促進する)
【奨励賞】:チーム3H 林奏汰、橋本祐那、山田陽愛
(瑞浪ボーノポークの知名度を上げることで瑞浪市の知名度も同時に上げる。SNSを活用することや、ボーノポークを体験するイベントを開催する)
*「RISE」は、実社会や実生活の中から問いを見いだし、主体的かつ協働的に探究学習に取り組むことで、積極的に社会に参画することや自己の生き方を考えていくためのスキルを身につけることを目的としています。