中学チャンプ 中学3年 田村展克
紹介本『作家ごはん』 著者:福澤徹三
今回僕が紹介する本は『作家ごはん』です。この本ですが僕が好きな点が二つありまして、一つ目は『作家ごはん』の本の題名、「ごはん」についてですが、読んでいてすごくおいしいと感じる描写力があります。そしてご当地のいろんな料理が出てくるんですが、ご当地ということは寮生の皆さんは全国各地いろんなところから来ていらっしゃる(ので馴染み深い料理もある)と思います。やはり自分の地元のご飯が出てくると嬉しくなります。例えば僕は京都なんですが、京都でいったら『舞妓はんヒーヒー』といったすっごく辛いラー油や『男前豆腐』といった変わった豆腐が出てきていて面白いです。そして、この本には「自分の工夫で美味しく料理が食べられますよ。」といったことも書いてあります。ご当地のご飯を自分の工夫で美味しく作れるといった点、本を読んでいておいしいと感じた料理を実際に自分で作って食べられることができる点と合わせて、わくわくしたり、楽しみだな~と思ってもらえる本です。
二つ目の『作家ごはん』の「作家」についてですが、この本は作家による本の書き方だったり、今、本の業界がどうなっているのか、本の出版のされ方から、今までの有名な作家の生き方まで書いてあって、僕は本好きなんですけど、そういった(本好きな)人でも知らないような新しい世界が知れるので面白かったです。
最後にこの本、この二つのことをコミカルに面白く、かつスピーディーに書かれていて説明的文章とかではなく、読みやすく書いてあるので、皆さんぜひ読んでみてください。