麗澤瑞浪中学・高等学校

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2014.03.10 教員コラム

卒業生を送る

高校3年生学年主任 川畑弁一     vol.7

3月1日、卒業式が挙行されました。午前中の厳粛な雰囲気の卒業証書授与式、そして午後は恒例のすき焼き会食です。来賓の古屋国務大臣がギネスブックものだとおっしゃる本校伝統のすき焼き会食ではおいしい牛肉をいただきながら、お客様、卒業生、在校生、教職員、保護者の心がひとつになって、楽しく盛り上がりました。この日の卒業式と会食には30年前に卒業されたOBも招待されます。たくさんの懐かしい顔を拝見いたしました。この日は私たち教員にとっては1年で最もうれしい1日です。

生徒たちは麗澤瑞浪で本校の建学の精神に基づいた具体的目標「感謝」、「思いやり」、「自立」に向かって学校生活を送ってきました。今後はそれらを社会で実践することになります。簡単なことではありません。校長先生は式辞のなかで「困ったときには学園を訪ねてきなさい。」と言われました。数十年前、麗澤の卒業生の一人として私もその言葉を廣池校長先生からいただいたことを思い出します。

卒業を前にして高校3年生が書いた感想文集「麗澤瑞浪に学んで」を読みました。生徒たちは成長した自分を振り返り、部活、学習、寮や学校生活での具体的な経験を述べて、先輩、後輩、友人たち、そして先生方、保護者への感謝の気持を素直に表しています。

その中に次のような文章がありました。「ここ麗澤瑞浪では『ありがとう』と言われたら『ありがとう』と返します。これは少し不自然なことだけど、感謝してくれたことに対して感謝する『ありがとう』に『ありがとう』を返すことがわたしはとても大好き!」この文を読んで私はとても温かい気分になりました。

昨年4月の始業式で校長先生は「ありがとうの言葉を大切に」を1年の目標にしようと呼びかけました。それからほぼ1年、卒業の日に保護者から、また生徒から「ありがとうございます」、「おかげさまで」の言葉を私たち教員はたくさんいただきました。保護者の皆様も「ありがとう」の言葉と感謝の気持ちをお子様から受け取られたことでしょう。でも「ありがとう」と言いたいのは本当は私たちなのだと思っています。たくさんの「ありがとう」を「ありがとう」。

卒業生の皆さんがしあわせな人生を送ることを心よりお祈りいたします。

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