「師弟同学」~教師の役割 | 寮がある中高一貫教育校なら「心を育てる」麗澤瑞浪中学・高等学校

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2017.10.19 教員コラム

「師弟同学」~教師の役割

研究部長 栗本明徳     vol.26

研究部を担当させていただくようになって4年目になりました。この「研究部」という部署は他校にはないもので、「研究部長」という肩書きの名刺を差し出すと「研究部とはどういうことをしているのですか」と聞かれることがあります。研究部は本校独自のもの、つまり本校が大切にしているものと私は考えています。

研究部は生徒に対しては建学の精神であるモラロジーを啓蒙し、教職員に対しては研修のサポートをします。今回は特に先生たちの研修について述べたいと思います。私たちの学校では「師弟同学」と言って、教師も生徒と共に学ぶものと考えています。

私たちは夏、冬、春の年3回の教職員研修会を企画運営しています。夏は進路指導や授業改善に関する講師、冬は教職員自身のスキルアップに関する講師、春は建学の精神であるモラロジーに関する講師を招いています。研究部の仕事をするようになって、自分自身の幅が広がったな、と感じるのは、どんな時も本校の研修のことを考えるようになって、情報を集めるようになったことです。自分が受けたセミナーの講師に声をかけてみたり、読んだ本の著者に面識もないのに連絡を取ってみたり、ということで情報を集めるようになりました。冬の研修は様々なジャンルの中から、先生たちの役に立ちそうなものを選んで内容を選びます。これまでグローバル、ファシリテーション、アンガーマネジメントなどの研修をしてきました。今年はエンパワーリングについての講師をお願いしています。

また、本校の教職員は毎年夏に2本のレポートを書きます。一つは専門教科に関するもの、もう一つは建学の精神であるモラロジーに関するものです。私はすべてのレポートに目を通します。私の専門は日本史で、理系のレポートなどは専門的過ぎてよく理解できないものもありますが、他教科の先生のレポートは読んでいて面白いです。そんな時実感するのが学校というのはそれぞれに専門を持ったプロの教師が集まっている場所だということです。また、建学の精神についてのレポートを読むと、その先生の年齢やキャリアによって随分違いがあります。先輩方のレポートからは自分自身が学ぶことが多く、勉強になります。私と同世代の中堅の先生は、建学の精神と日々の教育活動をどう結びつけるか、ということを一生懸命考えています。若手の先生は建学の精神であるモラロジーについて真摯に学ぼうという姿勢が見られて頼もしく感じます。

今から思うと、本校にお世話になりはじめた頃の私は本当に未熟な教師でした。その頃お世話になった上司や先輩、生徒の皆さん、保護者の皆さんには随分ご迷惑をおかけしたことと思います。随分温かい目で見守ってくださったおかげで今日の私があります。本当に感謝しています。

私は今、中学男子寮のチューターをしています。家族と共に生徒と過ごしており、ごまかしが利きません。どんなに立派なことを言っても、私が家族とどのように接しているか、生徒にはすぐにわかってしまいます。だからこそ自分の後ろ姿を見せることもできます。

大切なのは、私たち教師自身がより良い生き方を追求して学び続けることだと思います。創立者の廣池千九郎先生は「まず先生自身が助かって」ということを仰っています。生徒にものを教える、というだけでなく「師弟同学」の姿勢で生徒と共に学ぶ。教師の役割は、大人になっても人は学び続けるというモデルを示すことだと思います。まだまだ未熟な点も多いのですが、学び続ける姿勢を示していきたいと思っています。

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