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校名、校章の由来・校歌

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 「麗澤(れいたく)」という言葉は中国の古典である『易経』の中にあるものです。廣池学園の創立者である、法学博士 廣池千九郎(ひろいけちくろう)は、この言葉を「麗澤は太陽天(てん)に懸(かか)りて万物(ばんぶつ)を恵み潤(うるお)す義(ぎ)なり」と説明しています。
 『易経』によると「麗澤」とは「互いに水脈がつながっている二つの泉」を意味しています。それら二つの沢(泉)は互いに水を補い合って涸(か)れることがないように、私たちも互いに補い合い、切磋琢磨(せっさたくま)することによって向上することを教えていることばです。
 また「麗」とは、自然物がそれぞれの法則に従って存在しているように、私たちも人間としての正しい行いをすることによって生存発達するということを意味しています。廣池千九郎が、青年時代に学んだのは、小川含章(がんしょう)先生の「麗澤館」という塾でした。廣池千九郎はこの最初の師を終生尊敬していました。
 元来、麗澤という言葉は学ぶ側の態度を表すものですが、廣池千九郎は、そこに働いている教え育てようとする側の心を強調して、太陽の恵みに例えているのです。学ぶものは励ましあいながら正しい努力を続ける。教えるものは太陽が万物を育てるようとするような公平な愛情でこれを導く。この両者の融和によって真の教育を実現することを「麗澤」という言葉にこめています。

校章:赤い実は人間の謙虚な心の姿

万両(まんりょう)は、その葉陰に赤く美しい実を付けます。廣池千九郎は、その実を結ぶさまを人間の謙虚な心の姿に見なし、こよなく愛しましたので、それに因んで校章として用いています。

万両(まんりょう)

ヤブコウジ科ヤブコウジ属の常緑小低木です。 日本原産で山の中に自生しています。 また観賞用として栽培されています。6月から7月にかけて葉陰に白い花を咲かせ、冬には朱紅色の小さな球形の実をつけます。

校歌

作詞 宗 武志  作曲 團伊玖磨

1.太陽空に懸(かか)り居て
  萬(よろず)の命潤(うる)おせば
  聖(ひじり)は人の世に出でて
  真(まこと)の道を伝えたり
  ああ日日に孜孜(しし)
  麗澤の人

2.物あるところ則(のり)ありと
  我が師の訓(おしえ)啻(ただ)ならず
  正義と慈悲の志(こころざし)
  平和と幸(さち)の道標(みちしるべ)
  日に新たなり
  麗澤の園

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