2015/10/21

道徳の指導案

 本校では創立以来、中学1年生から高校3年生までの6学年で週1時間の道徳の授業を行っています。その基本方針として「自立」「感謝」「思いやり」の心を育てることを目標に、生活の中での実践活動に結びつくことを念頭に授業案を作成しています。本校は日頃から、生徒自身の日々の思考が道徳の実行に結びつくように指導をしています。
 道徳の教科化が推進され、2018年度から小学校、2019年度から中学校で教科書に基づく授業が行われます。また2016年は本学園創立者廣池千九郎の生誕150年の記念の年にも当たりますので、この機会に、本校の道徳授業の指導案の一端を公開いたします。これが道徳教育を推進する教育者各位の参考になれば幸甚です。どれも24項目ある中学校学習指導要領の道徳の「内容」のいずれかにあてはまるものばかりです。指導案によっては自作のプリント、生徒の感想等を添付したものもありますが、皆様のお役に立てれば幸いです。

学年別指導案

1.中学校学習指導要領 第3章 道徳

第2 内容
1.主として自分自身に関すること
(1) 望ましい生活習慣を身につけ、心身の健康を図り、節度を守り節制に心がけ調和のある生活をする。
(2) より高い目標を目指し、希望と勇気をもって着実にやり抜く強い意志を持つ。
(3) 自律の精神を重んじ、自主的に考え、誠実に実行してその結果に責任を持つ。
(4) 真理を愛し、真実を求め、理想の実現を目指して自己の人生を切り拓いてゆく。
(5) 自己を見つめ、自己の向上を図るとともに、個性を伸ばして充実した生き方を追求する。
2.主として他人とのかかわりに関すること
(1) 礼儀の意義を理解し、時と場に応じた適切な言動をとる。
(2) 暖かい人間愛の精神を深め、他の人々に対し思いやりの心をもつ。
(3) 友情の尊さを理解して心から信頼できる友達を持ち、互いに励まし合い、高めあう。
(4) 男女は、互いに異性についての正しい理解を深め、相手の人格を尊重する。
(5) それぞれの個性や立場を尊重し、いろいろなものの見方や考え方があることを理解して、寛容の心を持ち謙虚に他に学ぶ。
(6) 多くの人々の善意や支えにより、日々の生活や現在の自分にあることに感謝し、それにこたえる。
3.主として自然や崇高なものとのかかわりに関すること
(1) 生命の尊さを理解し、かけがえのない自他の生命を尊重する。
(2) 自然を愛護し、美しいものに感動する豊かな心を持ち、人間の力をこえたものに対する畏敬の念を深める。
(3) 人間には弱さや醜さを克服する強さや気高さがあることを信じて、人間として生きることに喜びを見いだすように努める。
4.主として集団や社会とのかかわりに関すること
(1) 法や決まりの意義を理解し、遵守するとともに、自他の権利を重んじ義務を確実に果たして社会の秩序と規律を高めるように努める。
(2) 公徳心および社会連帯の自覚を高めよりよい社会の実現に努める。
(3) 正義を重んじ、だれに対しても公正、公平にし、差別や偏見のない社会の実現に努める。
(4) 自己が属する様々な集団の意義についての理解を深め、役割と責任を自覚し集団生活の向上に努める。
(5) 勤労の尊さや意義を理解し、奉仕の精神をもって、公共の福祉と社会の発展に努める。
(6) 父母、祖父母に敬愛の念を深め、家族の一員としての自覚をもって充実した家庭生活を築く。
(7) 学級や学校の一員としての自覚をもち、教師や学校の人々に敬愛の念を深め、協力してよりよい校風を樹立する。
(8) 地域社会の一員としての自覚をもって郷土を愛し、社会に尽くした先人や高齢者に尊敬と感謝の念を深め、郷土の発展に努める。
(9) 日本人としての自覚をもって国を愛し、国家の発展に努めるとともに、優れた伝統の継承と新しい文化の創造に貢献する。
(10)世界の中の日本人としての自覚をもち、国際的視野に立って、世界の平和と人類の幸福に貢献する。
付録3より

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