2013/04/22

【卒業生】新しい自分との出逢い

青木純平さん(京都大学法学部進学)

 寮生活で親の大切さや時間の大切さを学んだことはもちろんですが、その他にも24時間を友達と共に過ごす寮では、さまざまな貴重な経験をすることができました。育った環境、文化、性格などが異なる人と付き合う上で、対立か我慢か、妥協か無視か、あるいは話し合いか、自分と相手にとって最もプラスになるようにその時々に考えていくこと、それは自分自身の人生を考えることにほかなりません。
 それから、他人と会話するということが、最高の娯楽であると知りました。テレビなんて、コンピューターゲームなんて、何と空虚なものか。人間を根底から揺さぶり、傷つけたり感動させたりできるのは、結局人間だけではないかと思います。自分も含めて人間は面白い。時に愚劣で、滑稽で、時に尊い。
 麗澤瑞浪での生活のテーマは「出逢い」だと思います。いつでもどこにでも出逢いはあります。しかし、麗澤瑞浪での出逢いは、「他人と出逢い、別れる」という意味でなく、「他人の中の自分と出逢う」、「自分の中の新しい自分と出逢う」ということのようです。そして、それを消化し、吸収し、変わっていく。だから麗澤の友達とは、場所は離れても寂しくなく、決して疎遠にはならないと思うのです。

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