2013/12/3

麗澤瑞浪の教師になって思うこと

数学科 山口 正晃

 私が教師を志したのは小学3年生の頃です。当時の担任の先生を見て、漠然と「学校の先生になりたい」と思うようになりました。その思いは薄れることなく年々強まり、今年度4月より、麗澤瑞浪の教壇に立たせていただくようになりました。
 勤務して半年あまりの私ですが、麗澤瑞浪の生徒と生活を共にする中で、たくさんの素晴らしいところや学ぶところに出会いました。今回は、その中からいくつかのエピソードを紹介したいと思います。
 1つ目は、広報部で学校案内の資料を作成した時のことです。15000部用意した資料の一部に間違いがあることに気が付きました。訂正シールを貼って対処することになりましたが、翌日までに訂正版を600部用意しなければならず、担当者一同で頭を抱えていました。本来は生徒には関係のない作業でしたが、空き時間に有志を募ったところ、部屋に入りきらない程の生徒が集ってくれました。手際の良い作業の末、あっという間に必要な600部が片付き、気が付けば15000部全ての訂正作業が終了してしまいました。私が素晴らしいと感じたのは、作業を手伝ってくれたことではありません。作業の手伝いに来てくれた生徒たちが、笑顔で部屋に入り、笑顔で作業を手伝い、笑顔で部屋を後にしたことです。素晴らしい生徒たちの一面を見たと同時に、麗澤教育の奥深さを感じた瞬間でもありました。

 2つ目は、麗澤瑞浪の寮生活についてです。私は現在、高校男子寮ゾーンの中央にある共用棟の1階に居住して、チューターの先生方と協力をしながら寮教育に携わっています。生徒たちと、学校と寮を合わせた24時間、生活を共にしています。すると、生徒たちが輝く場面にたくさん出会うことができます。ある日、学校生活ではあまり目立たないと感じていた生徒が、寮の中で皆を笑わせて話の中心になっている場面に出会いました。授業や部活動などの学校生活で見せる生徒の姿にもさまざまありますが、同じ釜の飯を食べ、裸の付き合いをし、心を通わせ合う仲間との寮生活で見せる顔には、さらに特別な面があるようです。寮生活をしている生徒から、「どの生徒も必ず素晴らしい一面をもっている。」、当たり前ですがとても大切なことを学びました。
 まだまだ教師生活はスタートしたばかり。今後も、麗澤瑞浪の素晴らしい生徒たちと一緒に、一人前の教師を目指して努力を重ねていきたいと思います。

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